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★今までの例会

特別例会3 

2024年2月18日(日)
 プロシード・アリーナ

水田の会公演 

   ジン・ゲーム

『ジン・ゲーム』~トランプ遊び~

D.L.コバーン 作
吉原豊司 訳
貝山武久 演出

水谷貞雄
田畑ゆり

この作品は、アメリカの名女優であるジェシカ・タンディの主演でブロードウェイを席巻、ピューリッツァ賞(戯曲部門)をとったアメリカ現代劇の傑作です。



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■ストーリー
老人ホームで暮らす、老紳士ウェラーと老婦人フォンシア。
ふと出会った二人が、なんとなく馬が合い、トランプゲームの定番、ジンに興じながら、お互いの身の上話や身内の愚痴を言い合い、孤独な生活の中に楽しい時間を見つけていく。
しかしだんだん打ち解けていくうち、それぞれの欠点もチラホラ・・・。
さて、ふたりのカードはどう展開していくか?

水田の会の発足のきっかけとなった作品。
舞台も照明も装置もいらない、ただテーブルと椅子とトランプだけあれば、どこででも出来る!芝居はそれでもちゃんと成立する!
そんなシンプルな二人芝居。これまで観劇いただいた方からも、好評をいただいています。
クスクスと笑える二人の掛け合い、その裏にひそむ悲哀。
どうぞお楽しみに!


第130回例会 

2023年12月19日(火)

秋田雨雀・土方与志記念青年劇場公演 

   星をかずめる風

イ・ジョンミョン「星をかすめる風」
鴨良子 訳(論創社刊)=原作
シライケイタ=脚本・演出
<スタッフ>
美術=乘峯雅寛 照明=阿部康子 
音響=佐久間修一
衣裳=宮岡増枝 映像=浦島啓 
演出助手=岡山豊明
舞台監督=松橋秀幸 宣伝美術=小田善久
製作=福島明夫 広瀬公乃

企画協力=論創社

舞台監督助手=山田秀人 
大道具=新庄広樹 青木幹友 松田光寿 
小道具=奥原義之
照明オペレーター=松浦みどり 
照明=森井雄一(ライティングユニオン) 川村孝志(ライティングユニオン)
音響オペレーター=寺島萌 
映像オペレーター=河﨑浩 
映像部=堀田創(フリー) 
衣裳アシスタント=岡本有紀

音響協力=岡本知也(ピアニスト) 加藤史崇(POCO)
協力=洪明花(ハングル語指導) 柴田沙智子(ピアノ所作指導) 本田由美子(歌唱指導)
株式会社俳優座劇場舞台美術部 高津装飾美術株式会社 株式会社コローレ


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■ストーリー
1943年、福岡刑務所で、ある看守が殺された。
配属されたばかりの若い看守が殺人犯の捜索にあたり、投げ捨てられていた看守服のポケットから
藁半紙に書かれた一編の詩を発見する。
誰がなぜ殺したのか。
その詩の意味するものとは…。

一編の詩が人を変え、ひとつの言葉が世界を変える!
韓国の国民的詩人・尹東柱(ユンドンジュ)を めぐる愛と死の物語

世界11か国で出版され、イタリアのバンカレッラ文学賞を受賞した話題の小説を、
日韓の演劇交流を続けてきたシライケイタ氏に脚本・演出で詩情豊かに舞台化します!



第129回例会 

2023年10月27日(金)

劇団文化座公演 
      炎の人 

<スタッフ>出演
作 三好十郎 演出 鵜山仁
音楽:高崎真介 美術:乘峯雅寛
衣裳:岸井克己 照明:古宮俊昭
音響:齋藤美佐男 映像:浦島啓
舞台監督:鳴海宏明
制作:国広健一・小林悠記子

《CAST》
ヴィセント・ヴァン・ゴッホ=藤原章寛
ポール・ゴーガン=白幡大介
津田二朗 青木和宣 佐藤哲也
米山実 沖永正志 小谷佳加
高橋美沙 姫地実加 井田雄大 為
永祐輔 小川沙織 岡田頼明
萩原佳央里 早苗翔太郎 田中孝征
桑原泰 市川千紘 深沢樹
原田琴音


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■ストーリー
ベルギーの貧しい炭鉱町で、福音伝道者として坑夫たちと生活を共にしていたヴィンセント・ヴァン・ゴッホだったが、坑夫たちのストライキに加担したとして伝道協会の派遣牧師から職を解かれてしまう。
職を失い画家になる決心を固めたゴッホは、オランダの主都ハーグに移り、モデル女で娼婦のシィヌと出会い同棲を始めたが、絵の師でもあるモーヴはその結婚に反対し絶縁を宣告。
シィヌにも去られてしまったゴッホを慰めるのは唯一の理解者であった弟のテオだけだった。
画商に勤めるテオの口添えでパリに移り住んだゴッホは、印象派の若き画家たち、ロートレック、ベルナール、シニャックらとタンギイの店で交際を深め、中でもゴーガンに深い尊敬と憧れを抱いた。
これまでにない新たな色彩と光の表現に、絵の難しさを知り苦悩するゴッホは疲労と神経の浪費を重ね、都会を離れて南フランスのアルルに一人移る。大自然の中、とりつかれた様に作品を次々と生み出してゆくゴッホは、待ち望んだゴーガンとの共同生活を始める。
しかし、心では尊敬し合いながらも衝突する二人。
ある日、ゴッホは、愛する酒場女のラシェルがゴーガンの膝の上にいるのを目撃する。
恋人、絵、酒、文明、神、道徳、そして……錯乱。
論争と反目を繰り返してきた友ゴーガンは静かに部屋を出て行ってしまう。
ゴッホは自省と狂気の中で、己れの耳にカミソリをあてるのだった……。



特別例会 

2023年7月29日(土) 18時30分
     7月30日(日) 13時30分
     みずほ文化センター

劇団1980公演 

   落語芝居  芝浜



〈出演〉
 柴田義之
 上野裕子
 神原弘之
 大田伶治
 光木麻美

古典芸能の落語の魅力を、耳で楽しむものから、目で味わえるものにした落語芝居。
落語の世界を劇団1980(通称ハチマル)が立体的に仕上げました。


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■ストーリー
(猫の皿)
セレブなご婦人方の茶飲み話と思いきや、お邪魔したお宅の猫の餌入れが、なんと高麗の梅鉢!?
さては皿の価値を知らないと見込んだ奥様。
猫と一緒に梅鉢も手に入れようと、あの手この手で話を持ち掛けるのだが・・。古典落語を現代版に大胆にアレンジ。

(代書屋)
自分で字が書けない男が、代書屋(=本人の代わりに書類や手紙などの代筆を行う商売)のもとに履歴書を代わりに書いてくれとやって来る。
代書屋はさっそく仕事に取りかかるが、何を聞いてもトンチンカンな答えばかりで一向に前に進まない。
名前、生年月日、住所、何ひとつまともに答えることができない男に困り果てながらも、必死に履歴書を完成させようと代書屋は四苦八苦。
果たして履歴書は完成するのか・・・。
もとは上方落語ですが現在は東京の落語家も演じています。昭和の初めに四代目・桂米團治が作った新作落語ですが、今では古典に近い演目となっており多くの落語家が演じています。

(一人酒盛り)
お酒は一人チビチビ飲むも良し、でも、友達や仲間とワイワイ楽しく飲むも又良しですね(乾杯)
このお酒にまつわるエピソード、皆さん誰しも一つや二つ(イヤ中には数え切れない程?)お持ちではないでしょうか?
さて今回の「一人酒盛り」、近くへの引っ越しを機に、久しぶりに出会った二人は引っ越したばかりの部屋で一杯やることに。(酒)
気心知れた二人、さぞかし楽しい酒盛りになるかと思いきや、、、

(芝浜)
腕はいいが酒が入ると仕事に身が入らない魚屋の勝五郎。今朝は女房おふさに追い立てられ日の出前に河岸にやってきたが、どうやら一刻早く起こされたらしい。仕方なく芝の浜で一服しながら波打ち際をひょいと見ると・・。大みそかの夫婦の会話にホロリと泣ける人情噺の傑作。




第128回例会 

2023年6月8日(木)

トム・プロジェクト公演 

     風を打つ 

<スタッフ>
【作・演出】ふたくちつよし
【出演】音無美紀子 太川陽介 髙橋洋介 いわいのふ健 岸田茜

治らんもんには、慣れるしかない。
ばってん、治せるもんに、慣れる訳にはいかんのじゃ、わしらは...。




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■ストーリー
1993年水俣。あの忌まわしい事件から時を経て蘇った不知火海。
かつて、その美しい海で漁を営み、多くの網子を抱える網元であった杉坂家は、その集落で初めて水俣病患者が出た家でもあった...。
...長く続いた差別や偏見の嵐の時代...。
やがて、杉坂家の人々はその嵐が通り過ぎるのを待つように、チリメン漁の再開を決意する。
長く地元を離れていた長男も戻ってきた。
しかし...本当に嵐は過ぎ去ったのか?
家族のさまざまな思いを風に乗せて、今、船が動き出す...。
生きとし生けるものすべてに捧ぐ、ある家族の物語。




第127回例会 

2023年4月26日(木)

オペラシアターこんにゃく座公演 

 オペラ 森は生きている 

<スタッフ>
原作:サムイル・マルシャーク 
訳:湯浅芳子 
台本・作曲:林光 
演出:眞鍋卓嗣
美術:伊藤雅子 
衣裳:山下和美 
照明:金英秀 
振付:白神ももこ
舞台監督:八木清市 
音楽監督:萩京子


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■ストーリー
新しい年を迎える大晦日、わがままな女王が、四月に咲くマツユキ草がほしいと言い出したために、国中は大さわぎ。
ほうびの金貨に目がくらむ継母のいいつけで、マツユキ草を採ってくるようにと一人の娘が真っ暗な森に追いやられます。
そこでは十二月の精たちがたき火を囲んで新年の儀式の最中でした。
娘の話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらいます。
そうして娘が手に入れたマツユキ草を渡された女王は、自らマツユキ草を摘むために吹雪の森へと出かけます。
しかし、そこで待ちうけていたものは……。


第126回例会 

2023年2月12日(日)

劇団 昴公演 

  評決 

原案・原作バリー・リード
劇作・脚本マーガレット・メイ・ホブス
構成:原田一樹
演出:原田一樹

<出演>
宮本充、金尾哲夫、牛山茂、石井ゆき
金子由之、北川勝博、金房求、
林佳代子、高山佳音里、永井誠、
市川奈央子、平林弘太朗、宮島岳史、
吉澤恒多、矢崎和哉、立花香織、
桑原良太、近藤瑞希、笹井達規



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■ストーリー
今は落ちぶれ酒浸りの日々を送る弁護士ギャルビン。
ある日出産で入院した女性が麻酔時のミスで植物状態になったという事件を引き受ける。
多額の和解金で穏便に済まそうとする病院側。
示談金を頂き早々に済まそうとするギャルビンは昏睡状態の女性の病室を訪れる。
そこで彼が見たものは……

1982年に映画化され世界的なヒットとなった同名のベストセラー小説の舞台化。
劇団昴が2018年本邦初演。今回演出・構成を新たに名作が甦ります。


第125回例会 

2022年12月8日(木)

劇団NLT公演 

  ミュージカル「OG」 



<スタッフ>
作・作曲=まき りか
演出=本藤起久子

出演=旺なつき  阿知波悟美  池田俊彦





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■ストーリー
ふたりの歌姫に訪れた小さな奇跡
新宿・歌舞伎町に残る最後のキャバレー「ミラクル」。
昭和の時代に全盛を誇ったこの店もあと1週間でついに閉店することが決まっていた。
この店で38年、歌い続けたスミ子とカズエはまもなく歌う場所を失うことになる。
スターにあこがれ上京し、スターを夢見て歌い続けたふたり。
年を重ねるとともに、その夢もあきらめ、
それでもステージに立つことだけはあきらめられなかったふたり。
その日々も、まもなく終わる、そんなとき、人生の大半を過ごしたこの楽屋で
これまでの日々を懐かしく振り返るスミ子とカズエに今夜、
思いがけない“ミラクル”が巻き起こる。


第123回例会 

2022年11月24日(木)
 に延期して実施することになりました

青年座公演 

  明日 

<スタッフ>
原作:井上光晴  脚色:小松幹生
演出:鈴木完一郎  演出補:山本龍二
美術:柴田秀子  照明:中川隆一
音楽:樋口康雄  音響:高橋巖
衣裳:溝口貴之  舞台監督:尾花真
製作:森正敏、長尾敦

<出演>
キャスト
巡査/堂崎彰男:桜木信介
堂崎ハル:津田真澄
銅打弥助:山﨑秀樹
銅打みね子:柳下季里
三浦泰一郎/高谷藤雄(声):山賀教弘
三浦ツイ/高谷藤雄の母(声):山本与志恵
石原継夫:逢笠恵祐
福永亜矢:小暮智美
水本広:高松潤
水本満江:田上唯
助産婦/産婆:佐野美幸
山口由信:五十嵐明
山口キヨ/おばさん:遠藤好
三浦ヤエ:角田萌果
中川庄治:前田聖太
ツル子:田邉稚菜


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演奏
ピアノ:大貫夏奈
ヴァイオリン:菅野千怜
チェロ:石貝梨華

■ストーリー
昭和が平成に変った1989年、
青年座は井上光晴氏の小説『明日』を舞台化しました。
戦後74年、平成がまた次の元号に変わる2019年、
広島、長崎の悲劇を次世代に伝えるべく再演いたします。

1945年8月8日の長崎。
戦時中でも人々はそれぞれの事情を抱えながら「明日」を信じ懸命に生きていた。
8月9日早朝、晴れた朝の空気に赤子の産声が明るく響く。
しかし柱時計は11時2分に向かい時を刻むのだった。

第124回例会 

2022年10月7日(金)

イッツフォーリーズ公演 

  てだのふあ 



【作曲】吉田さとる
【脚本】ラサール石井
【演出】鵜山仁
【出演】平垣心優(A)、星茜音(B)/、佐伯亮、
【イッツフォーリーズ】井上一馬、藤森裕美、勝部祐子、大塚庸介(A)、加藤木風舞(B)、明羽美姫、米谷美穂(A)、重田めぐみ(A)、矢野叶梨(A)、刀根友香、向谷地愛、成観礼(B)、神野紗瑛子(B)、藤田朋花(B)、
【東京ヴォードヴィルショー】あめくみちこ、石井愃一、まいど豊、京極圭、喜多村千尋/、山野史人(劇団青年座)、江端英久、嶋田翔平(劇団青年座)、
【演奏】太田裕子(Pf.)、えがわとぶを(Bass.)、今井ブン(Per.)





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■ストーリー
舞台は1975年、神戸の沖縄料理店「てだのふあ おきなわ亭」。料理店を営む夫婦は親戚を頼り、沖縄から神戸に移住し、そして“ふうちゃん”こと芙由子が生まれた。芙由子の両親は太平洋戦争を沖縄で経験し、沖縄が日本に返還される前に神戸に移ったが、芙由子は神戸で生まれたので沖縄のことはあまり知らなかった。芙由子が六年生になった頃、父が心の病気になった。病気の原因はどうやら沖縄と戦争にあるらしいと芙由子は思っていたが、なぜお父さんの心の中にだけ戦争は続くのかは分からなかった。
おきなわ亭は連日、常連客らで賑わっていた。戦争で片腕を失った“ロクさん”、芙由子に沖縄のことを教えてくれる“ギッチョンチョン”、神戸生まれの“ギンちゃん”、そして祖父の様に芙由子が慕うおじやん。そんなある日、ギッチョンチョンが“キヨシ”という沖縄出身の少年をおきなわ亭に連れてくる。どこか影があるキヨシのことが、芙由子は気になって仕方なかった。そして父やキヨシの心の向こう側に見え隠れする、芙由子がまだ一度も訪れたことのない”沖縄”という存在に、芙由子の気持ちは動かされていくのだった……。
”人間の本当の優しさとは何か”を問い続けてきた作家、灰谷健次郎の「太陽の子」をミュージカル化。芙由子の心の成長をラサール石井脚本、鵜山仁演出で描きます。イッツフォリーズと東京ヴォードヴィルショーのコラボで贈る、涙と笑いの心温まるミュージカルです。


第122回例会 

2022年6月9日(木)

俳優座劇場プロデュース公演 

  罠

<スタッフ>
作:ロベール・トマ
翻訳:小田島恒志 小田島則子
演出:松本祐子

<出演>
男:石母田史朗
女: 加藤 忍
警部:原 康義
神父:清水明彦
浮浪者:里村孝雄
看護婦:上原奈美


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■ストーリー
あらすじ アルプス山脈が一望できるリゾート地、シャモニー郊外。
新妻のエリザベートが旅先の山荘から失踪してしまう。
警察の捜査でも手がかりは無く、憔悴する夫のダニエル。
数日後、近隣の神父がエリザベートを連れ帰るのだが、それは会ったこともない女だった……
正体不明の神父とエリザベート、混乱する警部……
追い込まれていくダニエル。 果たして真実は誰が語っているのか!?


第121回例会 

2022年4月5日(火)

前進座公演 

 ひとごろし

原作:山本周五郎 

台本・演出:十島英明

出演:中嶋宏太郎 渡会元之
   新村宗二郎、平澤 愛




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■ストーリー
「せっ、せ、拙者めが仁藤昂軒をうっ、討ちまする!」
名乗りをあげたのは、双子六兵衛。
水を打ったように静まった大広間は次の瞬間、嘲笑に包まれた。
双子六兵衛と云えば、誰知らぬ者もない臆病者。
片や、殿様のお気に入りの小姓頭を斬り殺して立ち退いた仁藤昂軒は、向かう処敵なしの剣術指南役なのだ。
たった一人の妹に別れを告げた六兵衛は、昂軒を追って旅立つ―
「お兄様は殺されてしまいます。」
「相手は名人、私は臆病者と認めている。私はこの違いに賭けたんだ。」。


役となり語り手ともなる4人のコロスが、八面六臂。楽器を奏で、音具を操り、人はもちろん、馬や犬、蝉や鈴虫、風・雨・風鈴・幟までを演じきる笑劇。
「人を殺したり切腹するのを見るのは好きじゃない」臆病者の上意討ちのてんまつは-


第121回例会 の魅力を知ろう会

2022年2月26日(土)

前進座公演 

 「ひとごろし」の
   魅力を知ろう会

 歌舞伎ことはじめ
〜歌舞伎いろいろワークショップ〜

 ひこね市文化プラザメッセホール

 講師:中嶋宏太郎
     渡会元之

 参加費:500円

 会員でない方も参加できます。

*チケットは、1月より
 ひこね演劇鑑賞会事務所で販売します。
 


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■内容
 4月例会「ひとごろし」の魅力を知ろう会の拡大版として、今回は、歌舞伎を上演する唯一の独立劇団、前進剤ならではの「歌舞伎いろいろワークショップ」を開催します。
 ワークショップというのは、体験型の学びや創造のこと。
 4月例会「ひとごろし」に出演予定の俳優お二人が、歌舞伎に関するエトセトラを私たちに届けてくれます。
 「みえ」ってなーに?
 立ち回りってどうするの?
 どんな化粧をするの?? などなど、
 この機会にぜひ、体験しましょう!
  会員に以外の方も参加できます!

 前進座の俳優さんと・・・
 「和」の所作を学び
 「和」の舞台メイクを体験しよう!!

 ☆歌舞伎の紹介
  歌舞伎の成り立ち、種類、女方のことなどを紹介

 ☆歌舞伎の立ち回り
  太刀を使って実演と解説、指導、「見得」にもチャレンジ!

 ☆歌舞伎の化粧
  女方から二枚目、隈取など実際にメーキャップするところを披露、
  希望者にメーキャップをしてくれます。

【前進座】
  1931年に若き歌舞伎俳優らを中心に設立。
  歌舞伎を上演する唯一の独立劇団。
  市井の庶民・江戸っ子をリアルに描く世話物を得意とする。
  全国各地を巡演。
  時代劇・現代劇・ファミリーミュージカル、音楽劇など幅広い演目を持ち、
  子どもたちへの歌舞伎教室や大人のためのワークショップなども人気を博している。


第120回例会

2021年12月8日(水)

無名塾公演 

無名塾 仲代達矢 役者七十周年記念作品

  左の腕

原作:松本清張
出典 新潮文庫「佐渡流人行」所収

演出 上演台本:仲代達矢、岡山矢

出演:
仲代達矢
西山知佐、長森雅人、進藤健太郎、
川村進、円地晶子、
上水流大陸、島田仁、中山正太郎、朝日望


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仲代達矢、役者人生の集大成。
時空を超え、人間の心の根幹に迫る松本清張の時代劇に挑む。
「点と線」「砂の器」など、骨太な社会派ミステリで知られ、心を揺さぶる数々の名作を生み出した松本清張。その多くは映像化され、今なお、愛されています。

「左の腕」の舞台は、江戸、深川。老父一人、娘一人の親子は、老父の飴売りでやっと暮らす日々。その窮状を救おうと、父娘一緒に、料理屋の働き口を世話されます。やっと掴んだ平穏な暮らし。しかしそこに、仄かな影が射し始めます──。

多くの清張作品を演じた仲代が取り組む、松本清張の時代劇。時代は変われど、人の愛情や苦悩は同じ。そして、人と人との軋轢や絆も変わらぬもの。市井に生きる者の姿を誠実に、骨太に描くこの作品を、仲代達矢役者七十周年を記念して、無名塾がお届けします。


■ストーリー
江戸で飴売りを生業とする老父・卯助は、深川の料理屋・松葉屋で働く銀次の口利きで、美人で気立てのいい娘のおあきと共に雇われる。二人は下男・女中として働き始めるが、勤勉さから内儀のお政に重宝されるが、助が常に左腕の肘の下を白い布で隠していることが町中で怪しまれていた。その折、常連の御用聞き・麻吉が現れ、卯助の素性を暴こうとする。

第119回例会 

2021年10月26日(火)

オペラシアターこんにゃく座公演 

 イヌの仇討
 
あるいは吉良の決断

作:井上ひさし 

脚色:林 光

演出:上村聡史 

出演:大石哲史、島田大翼、
大久保哲、富山直人、沖まどか
岡原真弓、熊谷みさと、齊藤路都 他




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■ストーリー
元禄15年12月15日未明、吉良上野介屋敷。赤穂浅野内匠頭家来による討ち入りの最中、台所の味噌蔵に身を潜めた上野介達。浅野との因縁を思い返し、自身打たれる筋合いは一つもないと憤りと疑義を抱く。この討ち入りは単なる仇討にあらずと、次第に大石内蔵助の真意を理解する。上野介は大石とともに、これまで正義を疑わなかったお上に挑む決意をする。


特別例会 

2021年9月16日(木)

民藝公演 

 朗読を楽しむ会


篠田三郎

 藤沢周平 「山桜」

樫山文江

 山本周五郎 「夜の辛夷」


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■ストーリー
藤沢周平 「山桜」
嫁ぎ先に恵まれず辛い結婚生活を堪え忍ぶ女性が、本当の愛を見つけるまでの道のりを、庄内の美しい風景をバックに繊細に描き出す。
江戸後期、北の小国、海坂藩。最初の夫に先立たれた後、磯村家へと嫁いだ野江。しかし、磯村家での結婚生活は辛く苦しいだけの日々だった。そんなある日、久々に叔母の墓参りをした野江はその帰り道、美しく咲き誇る一本の山桜の下で一人の武士と出会う。手塚弥一郎と名乗ったその侍は、彼女がかつて会うこともなく断った縁談相手だったのだが...。

山本周五郎 「夜の辛夷」
過去の出来事から男と悪人を憎む子持ちの女郎・お滝。権現前にある岡場所「吉野」で働きながら、凶状持ちが来ると岡っ引きの政次に訴人し、金を稼いでいた。ある日、岡場所に馴染みのなさそうな客・元吉がやってくる。元吉は、お滝に手を出さぬまま寝床を二つ並べて寝るだけで帰っていくが、その後も店に来てはお滝の部屋から権現様へと続く通りを眺め、夜は寝るだけの日々を続ける。
そんな朴念仁の元吉にお滝は徐々に思慕の念を抱くように…。しかしある晩、元吉の身の上話を盗み聞きした女郎仲間のともえが、元吉の素性を怪しみ政次に訴人。数日後、権現様の通りにある「越後屋」を狙ったとして、三人組の盗人のうち、辰蔵と一介が捕まる。しばらくして元吉が店に現れるが、お滝は政次から元吉が盗人の仲間だと聞かされ…。


第118回例会 

2021年6月29日(火)

関西芸術座公演 

  ブンヤ、走れ!


作:原作:神戸新聞社編  

脚本:駒木 愼

演出:門田 裕

出演:関西芸術座 劇団員




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■ストーリー
1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生した。
神戸新聞の新人女性記者、原知加は激震の中で飛び起き恐怖と闘いながら神戸新聞本社に向かう。
しかし本社は壊滅状態、新聞発行は不可能な状況になっていた。
それでも記者たちは続々と本社に集まって来る。
一方、神戸新聞東灘販売所も全壊となり所長の小川恵子が生き埋めになってしまう。
息子の元気は販売所続投を胸に母の救出を必死に試みる。
原たち神戸新聞記者は新聞発行の継続を決意し、被災地の中を奔走していく。

第117回例会 

2021年4月14日(水)

ピュアマリー公演 

  殺しのリハーサル


作:レビンソン&リンク  
脚色:D.D.ブルック
演出:鈴木孝宏 
翻訳:保坂磨理子
出演:山口馬木也 他




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■ストーリー
ブロードウェイのとある劇場。誰もいない客席に姿を現す劇作家アレックス。その日は恋人であった女優モニカの一周忌。一年前の今日、自らの主演舞台の初日、彼女は婚約発表を目前に謎の死を遂げた。現実と回想が交錯し唸りの効いたセリフの数々が高揚感を掻き立て衝撃のクライマックスへ。


第114回例会 
2020年6月23日(火)
コロナウイルス蔓延のために
2021年1月27日(水)に延期

劇団銅鑼公演 

  おとうふコーヒー


作:詩森ろば
演出:青木 豪

出演:千田隼生 谷田川さほ 植木圭 
井上太 久保田勝彦
栗木純 竹内奈緒子  齋藤千裕
早坂聡美 大竹直哉  宮﨑愛美




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■ストーリー
おとうふとコーヒーは認知症に効くって本当…? 
とある地域の特養ホーム。このホームでは今夜一人の老人が最後の時を迎えようとしている。静かな看取りの夜になるはずだったその日、大きな台風が襲い、橋の冠水によりホームは孤立無援となる…。


第116回例会 

2020年12月17日(木)

こまつ座公演

私はだれでしょう 

脚本/井上ひさし  

演出/栗山民也

出演/朝海ひかる、枝元萌、大鷹明良、
吉田栄作 他


■ストーリー
日本がまだ戦後の混乱と困窮の中にあった時代。
ラジオ番組「尋ね人」を制作する日本放送協会の脚本班分室長川北と分室員山本、脇村の3人は、戦争で離ればなれになった肉親や知人の消息を尋ねる人々のの投書をラジオを通じて届けている。
ある日玉砕したはずのサイパン島で生き残り、記憶をなくした男が現れ、「私を探して欲しい」と依頼があり…。


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第115回例会 

2020年8月28日(金)

前進座公演 

  東海道四谷怪談


作作:鶴屋南北     
台本:小野文隆     
演出:中橋耕史

出演:藤川矢之輔、河原崎國太郎、
    嵐芳三郎 他




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劇団創立85年を記念し、総力を挙げて上演された大作。「戸板返し」や早変わりの面白さ。上演されることの稀有な「深川三角屋敷の場」を盛り込むことにより男社会の「忠臣蔵」の影で犠牲になった姉妹の悲劇が描かれる。ただ怖いだけの幽霊話ではなく、濃密な「人間ドラマ」になっている。


第113回例会 

2020年4月2日(木)

トム・プロジェクト公演 

  Sing a Song


作:古川健 演出:日澤雄介

出演:戸田恵子 鳥山昌克  髙橋洋介 岡本篤 藤澤志帆 大和田獏




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■ストーリー
あの時代に生きた人々彼らを救ったのは 歌 だった―
昔一人の歌い手がいた歌を愛し歌に愛された彼女だが戦争が彼女から歌を奪おうとした歌い手とその歌に惚れ込んだ仲間たちは誇りを胸に皇軍慰問の旅に出る歌に生きた一人の女とその歌を愛した人々の物語


第112回例会 

2020年2月26日(水)

劇団東演公演 

  マクベス

スタッフ
作:W・.シェークスピア   
演出・美術・衣裳:V・ベリャコーヴィッチ   
翻訳:佐藤史郎   
演出補:O・レウシン   

キャスト
マクベス:能登剛
マクベス夫人:神野三鈴(オフィスゆっくり)
バンクォー:豊泉由樹緒
フリーアンス(息子):椎名啓介
ダンカン(国王):島英臣(俳優座)
マルコム(息子):木野雄大


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近年、「どん底」「ハムレット」「検察官」と劇団東演で精力的に演出してきたV・ベリャコーヴィッチ最後の演出作品。劇団創立60周年記念公演の第一弾としてモスクワ・ユーゴザパト劇場と提携し総力を挙げて上演します。現・芸術監督、O・レウシン氏が演出補として俳優、スタッフと来日、今までにも増して、スリリングな衝撃の舞台、光と闇の「マクベス」を、ベリャコーヴィッチ追悼の気持ちも込めて皆様にお届けします。この作品はベリャコーヴィッチが日本での上演を熱望し、果たせなかった因縁の舞台です。

■ストーリー
 反乱軍との戦いに勝利したマクベスは、ともに戦ったバンクォーと息高く国王・ダンカンのもとにはせ参じる途中、三人の魔女たちに出会う。魔女たちは、マクベスはコーダーの領主となり、やがて国王になる運命にあると予言する。そして「正義は悪、悪は正義!」と呪文を口にしながら消えていった。
 思いもしない不気味な予言に動揺しながらもあり得ないことと一笑に付し、国王・ダンカンへの戦勝報告のために急ぐのだった。しかし事態は魔女たちの予言通りに推移していく。戦いの功により国王はコーダーの領主にマクベスを任じたのだ。

 「魔女どもは真実を知っていたというのか!ということは・・・・」。驚くマクベスは夫人にことの成り行きを話す。「それは予言よ・・・・きっと運命がそう約束したの。だって運命は気まぐれにあなたの頭に王冠を載せたりしない筈。忘れないで、その王冠をご自分の頭に載せるのはあなた自身だってことを!」

 ・・・・運命の扉は果たして・・・・。


第111回例会 

2019年12月19日(木)

加藤健一事務所公演 

  パパ、I LOVE YOU


作:レイ・クーニー
翻訳:小田島雄志、小田島恒志
演出:加藤健一
出演:加藤健一 他



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■ストーリー
エリート医師の隠し子騒動で、病院内は大パニック!? 二人のライバル医師が熱いバトルを繰り広げ、舞台せましと駆け回る! 笑劇の王様、レイ・クーニーの超スピード・ハイテンション・コメディ!


第110回例会 

2019年10月23日(水)

俳優座劇場公演 

  音楽劇「人形の家」


作 ヘンリック・イプセン
翻訳 原 千代海
演出 西川信廣
作曲・音楽 上田 亨
作詞 宮原芽映
出演 土居裕子 / 大場泰正 / 畠中 洋 / 古坂るみ子/進藤 忠 / 長浜奈津子 / 川口大地 / 本田玲央/納田洸太 / 樋山雄作 / 仙崎貴子 / 竹本瞳子/宮田佳奈


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■ストーリー
 幼い子供たちに慕われ、夫には可憐な妻として可愛がられるノーラ。初演の音楽劇「わが町」に続き、世界の名作を音楽劇で上演する企画第2弾。「女の自立」だけでなく「男女の愛憎」へも焦点を当てられ、透明感漂う美しい歌声に魅了される。

第109回例会 

2019年8月27日(火)

劇団 昴公演 

  アルジャーノンに
         花束を


作=ダニエル・キイス
脚色・演出=菊池准(演劇企画JOKO)

1990年、ダニエル・キイスのベストセラーを舞台化。観客からの声に応え初演以来異例の再演を重ね、感動の波が広がった。その後東京のみならず、日本各地でステージを重ね、これまでに400ステージに迫る上演回数を記録。今回キャストを一新、更なる感動が甦る。


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■ストーリー
抱きとめて欲しい心にまるで僕がいなかったように存在するのがつらいんだ。
並みの知能は持たないけれどお人好しで心優しいチャーリイは、人類初の手術によって天才に生まれ変わる。
夢にまでみた人生、そして直面する現実。
その果てにチャーリイを待っていたものは――

昨年実施された、中高生に読んで欲しい本を全国の先生が選ぶ文学賞「君に贈る本大賞(キミ本大賞)」(読売中高生新聞)で「アルジャーノンに花束を」が第一位を獲得。小説が早川書房から刊行され39年の年月が経った今でも、この作品の魅力は時代と共に生き続けている。

第108回例会 

2019年6月21日(金)

青年劇場公演 

 みすてられた島

作・演出=中津留章仁
 美術=乘峯雅寛
 照明=石井宏之
   (有限会社ブライト)
 音響効果=佐藤こうじ
 衣裳=宮岡増枝
 舞台監督=青木幹友
 宣伝美術=増田絵里
 製作=福島明夫

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敗戦直後に作られた幻の“大島憲法”に想を得た近未来劇。
突然の独立通告に揺れる一つの島を舞台に中津留章仁氏と青年劇場が初タッグで描くこの国の未来!

■ストーリー
20XX年。とある島。戦争が終わって安堵していた矢先、突然本土から独立を言い渡される。「独立するってどんなこと?」と当惑する島長(しまちょう)一家のもとに、島の有力者たちが次々と集まってくる。とにもかくにも憲法を、と議論が始まり、侃侃諤諤(かんかんがくがく)、喧々囂々(けんけんごうごう)。長い会議のそのかげで、将来不安から脱出しようとする人々も。
島の未来と個々の事情、愛憎がからまって、はてさて一体どうなる!?


第107回例会 

2019年4月16日(火)

劇団朋友公演 

  ら・ら・ら

作:太田善也
演出:黒岩 亮
出演:原日出子(ユニコン)、
牛山 茂(昴)、益海愛子、
西海真理 他





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■ストーリー
定年後の夫婦関係を考えるのに最適の作品。コーラスグループ「あんだんて」の練習後や合間にいろんな話をするのが何より楽しみ。最近はもっぱら定年を迎えた、あるいは迎えつつある夫の話。妻たちの率直な会話が面白く、高齢化社会を迎えた現代の人々にエールを送る珠玉の作品
・・。


第106回例会 

2019年2月26日(火)

エイコーン公演 

  ~愛の讃歌~
       ピアフ

作:パム・ジェイムズ
構成・演出加来英治
出演:栗原小巻(一人芝居)
音楽(ピアノ):城所 潔


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(あらすじ)
実在したシャンソン歌手のスター、エディット・ピアフの愛と波乱に満ちた生涯を描いた、衝撃的な作品

エディット・ピアフの波乱に満ちた生涯の幕が上がる。
ピアフは、歌う。愛を、人生を。しかし終焉は近づく……。
1963年、10月14日。パリが、世界中が、彼女の死を悼み、涙する。小巻さんの劇中の歌にも注目です。


第105回例会 

2018年12月4日(火)

文化座公演 

    三 婆

原作=有吉佐和子 
脚色=小幡欣治 
演出=西川信廣

美術=小池れい
照明=塚本 悟
音響=齋藤美佐男
衣裳=岸井克己
音楽=上田 亨
メイク=清水 悌
かつら=川口博史
舞台監督=鳴海宏明
演出助手=小谷佳加
制作=中山博実

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有吉佐和子原作、小幡欣治脚色による「三婆」は東宝現代劇での初演以来繰り返し上演されてきました。

文化座では1977年に初演、そして1978年から79年、1988年から1990年にかけ二度にわたる全国公演で計350ステージ以上を重ね、劇団の代表作の一つに数えられます。要望の絶えなかったこの作品に、いよいよ満を持して、新キャスト、新演出で挑みます。

 老いること、生きていくこと、そして人と人との繋がりを、笑いと涙の中でいままた考えてみたいと思います。社会性とエンターテインメントを兼ね備えた人間喜劇の傑作にご期待ください!

■ストーリー
時は1963(昭和38)年、金融業者の武市浩蔵は妾駒代の家で急死する。報せを聞いて本妻の松子と浩蔵の妹タキが駆けつけた。お互い‘カボチャ婆’‘電気クラゲ’‘キツネ’と陰口をきいている三人の遭遇である。
四十九日も無事に済ませ松子は一安心するも、タキが兄の家に住むのは当然と押しかけてきた。さらには駒代も新橋の料理屋の普請が済むまで部屋を貸してほしいとこれまた居座ってしまう。
かくして本妻と妾と小姑、一筋縄では行かない三婆が一つ屋根の下に同居することになった……。

第104回例会 

2018年10月30日(火)

こまつ座公演 

  マンザナ、わが町

作:   井上ひさし

演出:  鵜山仁

出演 土居裕子、熊谷真実、伊勢佳世、北川理恵、吉沢梨絵




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(あらすじ)
■ストーリー
1942年3月、カリフォルニア州マンザナ強制収容所。
四か月前の真珠湾攻撃以来、日系アメリカ人に対する「排日」の気運は一気に高まっていた。特に西海岸在住のおよそ十一万人は、奥地に急造された十カ所の収容所に強制収容されることになった。
そのうちの一つ、「リンゴ園」という意味の名の土地につくられた「マンザナ収容所」。砂漠の真ん中のバラックの一室に集められた五人の女性たち。ジャーナリスト、浪曲師、舞台奇術師、歌手、映画女優―――。収容所長から彼女らに下された命令は「マンザナは決して強制収容所ではなく、集まった日系人たちの自治によって運営されるひとつの町なのだ」という内容の朗読劇『マンザナ、わが町』の上演。
日系人として受けた差別的な境遇を語り合い、自分の中の日本人らしさとアメリカ人らしさが明らかになるなかで、アメリカ建国の理念とは反している収容所を美化した台本の内容をめぐって激しく対立する五人。
果たして『マンザナ、わが町』は上演されるのか。
五人の個性あふれる女優たちが集結して、十八年ぶりの上演!
・・。

第103回例会 

2018年8月21日(火)

劇団1980公演 

  素劇 楢山節考

原作:深沢七郎
構成・演出:関矢幸雄
出演
柴田義之、藤川一歩、山本隆世
翁長 諭、木之村達也、神原弘之 
小出康統、大田怜治、すだあきら

阿部壽美子、上野裕子、光木麻美
水井ちあき、関根真帆

演出助手:河本瑞貴、美術:山本隆世
音響:齋藤美佐男、照明:増子顕一
衣裳:上野裕子、舞台監督:翁長諭
歌唱指導:平岩佐和子、写真:宮内勝


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(あらすじ)
人が " 生まれ、生きて、死ぬ "ことの意味、命あるものの在り方を問いかける深沢七郎の原作を、“素劇”なればこその魅力で構築した舞台。小劇場という舞台制約があった2016年版から、さらなる表現と創造性を求めて、劇場サイズで甦ります。
奇しくも本年2017年は深沢七郎没後30年。わけても1956年に発表され、文学界に衝撃をもたらした『楢山節考』は、現代の私たち日本人にとって、今改めて、人が生きる=営みの原点を見つめ直す重要な作品になるはずです。
加えて、演劇の原点にせまる“素劇”での表現を以って、本年平成29年度の文化庁芸術祭に参加します。

第102回例会 

2018年6月26日(火)

文学座公演 

  怪談 牡丹燈籠

原作/三遊亭圓朝 脚本/大西信行 演出/鵜山 仁

【出 演】
早坂直家、石川 武、大原康裕、沢田冬樹、采澤靖起、相川春樹
富沢亜古、つかもと景子、岡 寛恵、梅村綾子、髙柳絢子、永宝千晶

カラン…コロン…闇夜に響く下駄の音。人魂とともに現れる幽霊……。三遊亭圓朝が創作した怪談噺の傑作で、杉村春子と北村和夫の快演が後世に語り継がれる文学座財産演目のひとつ。もはや伝説となった文学座版牡丹燈籠が20年の時を経て蘇ります。74、86、95年と上演され、98年には新橋耐子が杉村から役を引継いで再演しています。今回はこれからの文学座を担う全く新しいキャスティングと、鵜山仁の演出で臨む、ほぼ新作と言っていい本作にご期待下さい。


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(あらすじ)
カラン…コロン…闇夜に響く下駄の音。人魂とともに現れる幽霊……。三遊亭圓朝が創作した怪談噺の傑作で、杉村春子と北村和夫の快演が後世に語り継がれる文学座財産演目のひとつ。もはや伝説となった文学座版牡丹燈籠が20年の時を経て蘇ります。74、86、95年と上演され、98年には新橋耐子が杉村から役を引継いで再演しています。今回はこれからの文学座を担う全く新しいキャスティングと、鵜山仁の演出で臨む、ほぼ新作と言っていい本作にご期待下さい。


第101回例会 

2018年4月24日(火)

NLTプロデュース公演 

  しあわせの雨傘

作:バリエ&グレディ 
翻訳:佐藤康  演出:鵜山仁
出演:賀来千香子、永島敏行、井上純一、
遠野なぎ子 他


この作品は社会の中で居場所を探す女性を描いています。1980年にパリで初演。2010年にカトリーヌ・ドヌーブ主演で映画にもなった、笑いの中に社会批判を込めたフランスコメディの名作


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(あらすじ)
とある町の、大きな傘工場の経営者夫人シュザンヌは、メイドもいる専業主婦。子育ても終わり、ポエムづくりとジョギングが日課。家事も仕事もしなくて良い、と夫に言われる“お飾りの妻”となっていました。しかし彼女は“お飾り”ではなく、素晴らしい実力を持った女性だったのです。
 シュザンヌは子育ても終わり、優雅な日々を送るが、退屈な日々を送っている社長夫人である。社会の中に自分の居場所はなく、家庭でも母としての位置は、愛されるママでしかない。
 夫のロベールは仕事最優先、シュザンヌの事など見向きもしない。彼は、秘書のナデージュを愛人にしていた。娘のジョエルは結婚し、夫を父の傘工場に勤めさせている。息子のローランは、会社の後継者になるつもりは全くなくパリ暮らし。しかし、びっくりするニュースを持って実家に帰ってきた。
 そんな時、独善的で典型的なブルジョア社長ロベールに反発する労働者が、横暴な経営を改善しろ、とストライキに入ってしまう。ロベールは、事態を収拾するどころか、悪化させ工場に軟禁状態になってしまう。
 この窮地をシュザンヌは、若い頃には交流のあった、今は共産党員の市長であるババンに、助けて貰おうと相談する。ババンの協力もあり、創業者の娘としてシュザンヌは組合との交渉に成功する。そして夫は軟禁から解放されるが心臓発作を起こしてしまう。夫のロベールに代わり、彼女シュザンヌが社長に就任するが・・・。


第100回例会 

2018年2月15日(木)

前進座公演 

  柳橋物語

作:山本周五郎  脚色:田島栄  
演出:十島英明
出演:今村文美、浜名実貴 他


青春の喜びと悲しみ、希望と失意…時代背景は違っても、常にそのテーマは時代を越えて現代にも通じる周五郎作品。原作を忠実にたどり、前進座ならではのアンサンブルで、けれん味なく愛をうたいます。




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(あらすじ)
江戸茅町にある杉田屋の職人、幸太と庄吉は、どちらも腕も良く人柄もいい。研ぎ職人源六の孫娘、おせんは、どちらにも近しさと親しさをもっていた。
だが、杉田屋の跡取りは幸太に決まり、失意の庄吉は上方へ修行に旅立つ。 別れ際、「一人前になって帰るまで待っていてくれ」と、おせんに言い、「待っているわ……庄さん」と、答えたその一言が、おせんのそれからの一生を決めてしまった。
その後、杉田屋から、おせんを幸太の嫁にほしいと言ってきたが、祖父の源六は断ってしまう。
間もなく源六が卒中で倒れ、江戸は大火事に見舞われる。この時、かけつけた幸太は、源六とおせんを助けようと、必死に力を尽くす…


第99回例会 

2017年12月12日(火)

劇団民藝公演 

  集金旅行

原作=井伏鱒二 脚本=吉永仁郎 
演出=高橋清祐 
主な出演=樫山文枝、西川 明

原作は『山椒魚』『黒い雨』などで知られる井伏鱒二が36歳の頃に執筆した同名の中編小説で、行く先々で二人が出会う一風変わった人びととのやりとりや、同行二人の微笑ましい交情が、井伏文学独特のユーモアにくるまれて、どこか牧歌的風景を感じさせます。初めての井伏作品舞台化にあたり、脚本の吉永仁郎さんは「芝居を観ながら、良質の小説を読んでいるような気分に浸ってもらえたら。そんな静かな喜劇にしたい」と語っています。


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(あらすじ)
東京荻窪のアパートの主人がぽっくり亡くなった。家族も親戚もなく、遺されたのはかなりの額の借金。担保に入ってしまったこの安アパートが気に入ってこの先も住み続けたい居住者たちは一計を案じる。部屋代を踏み倒して夜逃げしていった不心得者たちの郷里を巡り、故人に代わって滞納金を取り立て、借金の返済に当てようというのだ。不運な役を受ける羽目になった十号室の自称"売れない小説家"のヤブセマスオ氏はしぶしぶ中国地方・九州へ向かう。それを知った七号室のコマツランコさんは、同行して各地にいる昔の不実な恋人たちから慰謝料を取り立てたいと……
こうして目的の違う集金人二人の奇妙な道中が始まる。。


第98回例会 

2017年10月14日(土)

公演 

  ラインの監視

作=リリアン・ヘルマン、訳=小田島雄志
演出 原田一樹(劇団キンダースペース)
出演:久保田民絵、山口嘉三、金尾哲夫、
    要田禎子他

 このお芝居は、1940年アメリカワシントン郊外の大邸宅の居間、晩春の10日間が舞台です。
翌年41年12月に日本が真珠湾攻撃を開始したのですから正に太平洋戦争直前のアメリカなのですが、このお芝居には日本は出てきません。
この舞台では当時まだ一応「中立」の立場を取っていたアメリカの、ヨーロッパ特にドイツに向けた視線がお話の中心です。


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(あらすじ)
1940年晩春。ワシントン郊外にある大邸宅ファレリー家。女主人ファニーとその息子、黒人の執事と家政婦のフランス女、そしてルーマニアの亡命貴族夫妻。そこへドイツ人に嫁いだファニーの娘サラが、三人の子供と夫を連れ20年振りに帰ってくる。
昔の思い出に浸るひととき。しかしナチスドイツ大使館とも通じる亡命貴族テックはサラの夫クルトの素性を怪しみ、ついに手配中の反ナチ地下運動者であることを突き止める。そこに届いた長距離電話。クルトは同士であり友である地下運動リーダーの逮捕を知ることとなる……。


第97回例会 

2017年8月22日(火)

関西芸術座公演 

  遥かなる甲子園

原作:戸部良也 、脚色:西岡誠一
演出:鈴木完一郎、補演出:門田 裕
装置:辻村孝厚 、照明:福井邦夫
音楽:ノノヤママナコ、音響:須川由樹
舞台監督:辻村孝厚 、手話指導:中島正二
野球指導:竹本翔之介、イラスト:久住卓也
宣伝美術:恒川愛子 、制作:靭マユミ

CAST
森野一樹:上沢拓也 、北間信夫:前田英利
矢原 茂:山本峻也 、儀間武司:伊能 努
与那原誠一:横岡祐太 、小倉康子:山岡由梨子
知花弥生:雨宮良子 、先輩:林 睦人
杵野先生:森本竜一 、校長先生:多々納斉
森野敬子:梅田千絵 
声の出演:寺下貞信、亀井賢二、藤吉雅人、松本幸司、
南谷峰洋、 竹本翔之介


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(あらすじ)
1964年、東京オリンピックの年。
沖縄で風疹が猛威をふるった。その時の妊婦から産まれた子どもの多くが、聴力障害を持っていた。 その子どもたちの為に一過性の「ろう学校高等部」がつくられる。
 ろう学校生の一樹は、かつて沖縄代表の応援に駆けつけたとき、そこで『音』を見た。 「ルールに基づいて繰り広げられる戦いに、ろうあ者も健常者もない。」
一樹の想いに賛同して野球好きの仲間が集まり、校長の許可を得て彼らは野球部を作る。
 打球音も聞こえず、会話も困難で危険性のある中、彼らは手話をコミュニケーションとして、ただひたすら、高野連に加盟し、そして甲子園出場の夢の為に日々猛特訓を続けていた。
 しかし「高校野球憲章第三章」は一樹たちの思いとは裏腹に、ろうあ者を初めから除外する規定になっていた。 甲子園の道は堅く閉ざされた。彼らの甲子園の夢は・・・。


第96回例会 

2017年6月23日(金)

イッツフォーリーズ公演 

 ミュージカル「死神」

原作/今村昌平
脚本/水谷龍二
作詞/藤田敏雄・大谷美智浩
音楽/いずみたく・吉田さとる
演出/鵜山仁
主演/園岡新太郎/ 北川理恵

 金儲けが下手で女房にはバカにされっぱなしの葬儀屋・早川の前に、突然現れた陽気で美しい死神。面白可笑しい物語の背景には、大規模な自然異変や医療事故、増え続ける自殺などの現代に拘わる問題も見え隠れし、正に社会を反映する舞台を目指します。落語のサゲを歌でどう表現するのか…。乞うご期待下さい。


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(あらすじ)
落語の「死神」がミュージカルに!1972年に、西村晃主演で話題を呼んだ舞台をリニューアル!

金もない、女にもモテない、さえない葬儀屋の主人・早川は、女房に仕事も家庭も夜の営みもダメだダメだと攻められてばかり。そんな早川のもとに、美しい女が現れて、自分は“死神”だと名乗るのでした。美人過ぎる死神の名前は“ロロ”。ロロは早川に金儲けの話を持ちかけます。死神が寝込んでいる病人の枕元にいる時はその患者は死ぬけれど、足元にいれば病人は助かる、死神を追い払う呪文を教えるから、金持ちの病人を助けて金儲けしよう、とここまでは落語の「死神」と同じストーリー。違うのは、このあと、病人を助けたあと。その代償として、なんと死神を抱かないとならない!早川は死神にそんな契約をさせられてしまうのでした。病人を助けてお金も儲かり、そのうえタダで美女も抱けるなんて!…そんなにオイシイ話が転がっているワケもなく…。


第95回例会 

2017年4月13日(木)

俳優座劇場プロデュース公演 

 もし、終電に
   乗り遅れたら…

作:レクサンドル ヴァムピーロフ
演出:菊池 准
出演:浅野雅博、小田伸泰、外山誠二、逢笠恵祐、岩崎正寛、若井なおみ、米倉紀之子、林亜沙子、
槙乃萌美、里村孝雄

ロシア現代演劇を代表する劇作家・アレクサンドル・ヴァムピーロフの作品。
凍えそうな春の夜、終電に乗り遅れた二人の若者が宿を求めて見知らぬサラファーノフ家を訪ねる。
二人の来訪と出まかせはそれぞれの思いと現実が交錯し、思いもよらない方向へと…


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(あらすじ)
口からでまかせの嘘が意外な結末へ ――
「この男は君の兄貴なんだ!」
凍えそうな夜、終電に乗り遅れたブスイギンとシーリワが飛び入ったのは子供たちが家出寸前の一家。
その場しのぎの二人の言葉を真に受けて、事態はあらぬ方向へと走り出す!!
軽快なコメディでありながら、人生の哀しみや家族の機微をこまやかに描きます。

特別公演 

2017年3月20日(祝)

前進座公演 

怒る富士

平成29年(2017年)3月20日(祝)にひこね市文化プラザで、劇団前進座公演「怒る富士」を開催します。
東日本大震災・復興支援五周年企画で、新田次郎:原作、田島栄:脚色、十島英明:演出で「怒る富士」の特別公演です。

これは、富士山の宝永の大噴火に際し、時の幕府の棄民政策にあえぐ富士山麓・五十九ヶ村の農民たちと、彼を守ろうとその復興に命を賭した関東郡代・伊那半左衛門との、真実の物語である。

原作:新田次郎
脚色:田島 栄
演出:十島英明
主演の伊那半左衛門:嵐圭史



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          詳しくはこちら

原作の新田次郎氏はこの作品について次のとおり述べています

「怒る富士」を書いた動機は、伊那半左衛門という関東郡代に惚れ込んだからだ。結局彼は腹を切って死んだのだが、身命をかけて民衆を守る、そういう政治家が徳川時代にいた事実に、私は新鮮な驚きを感じ、このような人物が現代にこそ必要ではないか、そんな気持ちでこの小説を書いた。
 富士山に天変地異がおこり、宝永山が噴火して富士山麓の村々が灰に埋もれ、この復興をめぐる、人間と人間、人間と自然の葛藤を書いたのだが、現代に於いても天変地異はわれわれの前に常にある。
 この作品を通じて、自然と人間と政治のあり方を多くの読者に語りかけたかった。

この公演はひこね演劇鑑賞会の例会とは別公演で、実行委員会を作って公演の準備をしました。
会員も会員以外の方もチケットを購入して観劇することができました。

「怒る富士」の実行委員会は、ひこね演劇鑑賞会、彦根おやこ劇場、西本願寺稲枝西組、しがまる生活協同組合、全日本年金者組合彦根・愛犬支部などの団体のメンバーから構成されていました。

第94回例会 

2017年2月23日(木)

東京ヴォードヴィルショー公演 

 田茂神家の一族

作:三谷幸喜
演出:山田和也
音楽・演奏:園田容子
出演:佐藤B作・佐渡稔・石井愃一・市川勇・
あめくみちこ・まいど豊・京極圭・
角野卓造・石倉三郎 ほか

劇団東京ヴォードヴィルショー創立40周年記念公演の第5弾。座長である佐藤B作の故郷、福島を皮切りに上演された公演の東京でのステージ。ある村の村長選挙を舞台にしたコメディで、東京ヴォードヴィルショーに「その場しのぎの男たち」や、アメリカ・ニューヨーク公演も行なわれた「竜馬の妻とその夫と愛人」など多くの作品を提供してきた三谷幸喜の2015年の作品。


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【ストーリー】24年にわたり村長を務めた田茂神嘉右衛門(石倉三郎)が、けがのため引退することになった。後任を決める村長選挙に立候補したのは、嘉右衛門の次男・健二(佐渡稔)、三男・三太(佐藤B作)、長男の嫁・たか子(あめくみちこ)、弟・常吉(石井愃一)、もうひとりの弟の娘婿で東京から引っ越してきた茂(角野卓造)の5人。さらに、選挙管理委員会委員長は四男・四郎(市川勇)と、選挙の関係者は全員が田茂神姓とややこしい。
ある日、合同演説会が開催されることに。有権者は100人少々のため1票の価値は高い。三太の雇った選挙コンサルタント・井口(まいど豊)の票読みによれば、健二と三太の得票予定数が拮抗しているという。健二票切り崩しのためネガティブキャンペーンに持ち込んだ三太だが、やがて候補者同士によるスキャンダルの暴露合戦に発展。それを見かねた嘉右衛門が引退を撤回し出馬表明したので、演説会は収拾がつかない状態に陥る。

第93回例会 

2016年12月15日(木)

エイコーン公演 

 松井須磨子

スタッフ
作・演出:加来英治
出演:栗原小巻、城所潔(ピアニスト)

作品紹介
島村抱月と松井須磨子の芸術座によって日本近代劇の幕が開かれました。しかも、女性が舞台に立つなど思いもかけぬ時代にあって、日本における女優第一号として活躍した松井須磨子の波乱の生涯をピアノ伴奏をバックに栗原小巻が語って、歌って、踊って縦横無尽に演じます。

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(あらすじ)
近代演劇史上に一瞬の花を咲かせ儚く散った、日本新劇最初の女優松井須磨子。芸術への深い愛、人生の機微を、独自の形で物語は進行する。栗原小巻とピアニスト城所潔の演奏で、百年前の幻の芸術座が蜃気楼のように、はるかな霧の彼方に甦る。

第92回例会 

2016年9月19日(月)

劇団青年座公演 

 横濱短編ホテル

スタッフ
作:マキノノゾミ、
演出:宮田慶子
出演:加門良、横堀悦夫、
 大家仁志、津田真澄、
 椿真由美 他




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(あらすじ)
物語は、横浜の老舗ホテルを舞台に7つの短篇で構成される。7話がそれぞれ独立した短篇でありながら、観劇後はネックレスのように全てが繋がって一つのドラマになる。青年座の中心的役割を担う俳優たちが贈る、キラリと光る宝石のような舞台

第91回例会 

2016年7月13日(水)

トム・プロジェクト公演 

 百枚目の写真
 
~一銭五厘たちの横丁~

スタッフ
原作:児玉隆也 写真:桑原甲子雄
脚色・演出:ふたくちつよし、出演:大西多摩恵、
 原田健太郎、滝沢花野、田中壮太郎 他


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(あらすじ)
太平洋戦争中、戦意高揚を図る陸軍省の命令で、カメラマン桑原は戦地の出征兵士に送るために撮った兵士の家族の写真を99枚残していた。これを偶然発見したルポライター児玉は99枚の写真の家族の身元と歴史を探そうと下町を訪ね始めたが…

第90回例会 

2016年4月27日(水)

無名塾公演 

 おれたちは天使じゃない

スタッフ
作:アルベール・ユッソン
脚色:サム&ベッラ・スピーワック
翻訳・演出:丹野郁弓
出演
仲代達矢 西山知佐 菅原あき 松崎謙二
赤羽秀之 平井真軌 神林茂典 松浦 唯
吉田道広  他 無名塾


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(あらすじ)
三人組の囚人がなんの因果か人助け!?
抱腹絶倒&心温まる絶品コメディ!!。

南米の明るい海辺の町??は実は犯罪者の流刑地。とある夫婦の営む雑貨店にも、収監中の三人の囚人が雇われてきます。店主たちの不安をよそに、この三人、ひょんなことから店の窮状を知るや一致団結。その絶妙のチームワークに店主夫婦も大喜び。が、やがて最大のピンチが・・・。凸凹夫婦に因業オーナー、純情娘とその恋人、そこへ天使のごとく活躍する囚人三人組が入り乱れ、事態は思わぬ方向に。
ブロードウェイで大ヒットし、ミュージカルや映画でも知られる傑作を、無名塾が総力を挙げてお届けします。


第89回例会 

2016年2月16日(火)

前進座公演 

  通し狂言 切られお富

スタッフ
作=河竹黙阿弥 
演出=中橋耕史
出演= 藤川矢之輔、河原崎國太郎、
    嵐芳三郎




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(あらすじ)
表向きは絹問屋、実は盗賊、観音久次こと赤間源左衛門〔梅之助〕。その手代、蝙蝠(こうもり)の安蔵〔矢之輔〕は、悪い仲間と示しあわせ、今日こそ赤間の妾お富〔國太郎〕への思いを遂げようと辻堂前で・・・。  
あわやというとき、かつて木更津の船中で見初め、契(ちぎ)りを交わした浪人の井筒与三郎〔芳三郎〕が来かかり助けられる。激しい雷鳴。二人は辻堂へ・・・。
その密会を知った赤間はお富をなぶり切りにするが、安蔵はこれを助け、薩?峠(さつたとうげ)に茶店を出して同棲する。
たまたま通りかかった与三郎が自分の主筋の子息であり、名刀北斗丸を探し求める浪々の身で、買い戻す二百両に窮しているとわかり、お富はその調達を引き受ける。
安蔵とぐるになり、今は府中の弥勒(みろく)町で女郎屋の主人におさまっている赤間の弱みをつき、二百両を強請りとる。
その女郎屋へ客としてあがり、様子をうかがう侍舟穂幸十郎〔圭史〕。
帰りみち、お富と安蔵は畜生塚で金を奪いあい、安蔵は傘を、お富は出刃をかざして立ち廻り・・・。

   

第88回例会 

2015年12月9日(水)

劇団東京ヴォードヴィルショー公演 

  パパのデモクラシー

スタッフ
作=永井 愛 
演出=鈴木裕美
出演= 石井愃一、栗田桃子、玉垣光彦、
    佐藤B作、佐渡稔、あめくみちこ、まいど豊、
    井之上隆志


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(あらすじ)
舞台は1946年、敗戦直後の東京。神主の木内忠宣は軍国主義の手先だったと非難され、デモクラシーの新時代においては、はなはだ分が悪い。長男はシベリヤ抑留中で、この食糧難に、長男の妻のふゆ、次男の宣清と居候の本橋(元特高警察官)を抱えている。そこへ、かつては国防婦人会のメンバーだった緑川が民主活動家に転身し、戦災で住まいを失った人たちを預かれと、七人も押しつけてくる。その中には東宝映画で争議中の助監督・横倉たちもいて、何が民主的かをめぐり、たびたび忠宣ともめる。ふゆは、そんな横倉にすっかり感化され、待遇改善を求めてストライキを始める始末。そんな中、養子の千代吉が復員してきて…

第87回例会 

2015年10月8日(木)

東京芸術座公演 

   蟹工船

スタッフ
原作=小林多喜二 
脚色=大垣肇 
演出=印南貞人 川池丈司
キャスト 川副博敏 北村耕太郎 井上鉄夫 
     笹岡洋介 浅田和子 芝田陽子 
     岡田恵 田中昭子





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(あらすじ)
昭和のはじめのころ――食いつめて“自分を売る”より仕方がなくなった男たちが、函館の港に集まってきた。博光丸はボロ船で、カムサッカの荒海でメリメリと音をたてて鳴っている。漁夫、雑夫たちは重労働と粗悪な飯で身体を悪くした。何人もの漁夫がこの北の海で死んだ。「このままでは殺される」…大時化の時も出漁の命令が下される。彼らはおっかなびっくりサボが始まった。そして遂に、自分たちの力でストライキを起こし、“要求”を突き出した。しかし、待っていたのは味方と思っていた帝国海軍による弾圧と逮捕であった。だが、会社と軍隊の正体を知った彼らは「ん、もう一回だ!」
 彼らは立ち上がった――もう一度。


第86回例会 

2015年8月11日(火)

こまつ座公演 

   父と暮せば

■作 井上ひさし
■演出 鵜山仁
■出演 辻萬長 栗田桃子

「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」 愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。
そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造。 「わしの分まで生きてちょんだいよォー」 父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。

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■ストーリー
1994年、戦後49年目の年に誕生した二人芝居『父と暮せば』。
原爆投下から三年後の広島。市立図書館で働きながら、一人静かに暮らす美津江の胸の内には、ほのかな恋心が芽生え始めていた。そんな美津江の目の前に、突然として父・竹造があらわれる。自分の恋心を必死に押さえつけようとする美津江に、竹造は全身全霊、懸命なエールを送るのだが・・・・・・。
次世代に、そして全世界に語り継ぎたい、井上戯曲の最高傑作にしてこまつ座のライフワーク !!


第85回例会 

2015年6月16日(火)

加藤健一事務所公演 

  バカのカベ
      ~フランス風~

LE DINER DE CONS FRANCIS VEBER
作:フランシス・ヴェベール
訳・演出:鵜山仁

■CAST
ピエール・・・・・風間杜夫
フランソワ・・・・加藤健一
ルブラン・・・・・新井康弘
シュバル・・・・・清水明彦(文学座)
アルシャンボー・・西川浩幸(演劇集団キャラメルボックス)
―――――――――――――――――――
クリスティーヌ・・日下由美
マルレーヌ・・・・加藤忍
―――――――――――――――――――
<声の出演>
メノー・・・・・・・平田満(友情出演)

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風間杜夫と加藤健一!?
30年振りの2人の共演が話題となった、フランス産ハチャメチャおバカコメディ!!
翻訳・演出は、今演劇界で絶大な人気と実績を誇る鵜山仁! 個性豊かな共演者達に、声の出演で平田満も加わった、大・大・大爆笑コメディです!!

<ストーリー>
パリのお洒落なマンションに暮らすピエール(風間杜夫)には、一風変わった習慣があった。週に一度、これぞ!!と思う「バカ」をパーティーに呼び、友人たちと笑い者にして楽しむという、かなり悪~い趣味だ。 今夜のパーティーのゲストは、フランソワ(加藤健一)という、超ド級の税務署勤めの変り者。しかし、パーティーを前にして、ピエールが突然ギックリ腰になってしまい、家から出られない事態に・・・。 そこへやって来たフランソワは、ピエールの窮地を助けようと試みるが、やることとなすこと、すべてが裏目に出てしまい ――― 。


第84回例会 

2015年2月12日(木)

ピュアーマリー公演 

韓国オリジナルミュージカル
   パルレ -洗濯-

演出=チュ・ミンジュ 
音楽=ミン・チァンホン 
美術=ヨ・シンドン 
上演台本・訳詞=保坂磨理子
共同演出=鈴木孝宏
出演=石川えりな、山口賢貴、
高汐 巴、三波豊和、川島なお美、
KAZZ、中島大介、武者真由 ほか


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(あらすじ)
『パルレ』とは韓国語で「洗濯」。昨日の垢を洗い流し、まっさらな心で明日へ向おうというのがこの作品のテーマ。ソウル【大学路(テハンノ)】で、2005年からロングラン、韓国ミュージカル大賞はじめ、数々の賞を受賞。
本邦初演、再演とも各界各紙で高評価を得ました。
差別や不当解雇等々、厳しい社会環境の中で懸命に生きる地方出身者ナヨンとモンゴルから来た青年ソロンゴ、二人を励ますソウルの路地裏で貧しくとも懸命に生きる市井の人々の哀歓を、笑いと涙で描く心温まるミュージカル。
昭和の懐かしさ漂う舞台、ジャズやバラード、そして演歌まで、親しみやすい歌の数々が、笑わせ、泣かせ、現代人の心をグッと掴みます。
主役2人以外の俳優たち6人が、1人何役も演じ分けるのも見所。砂漠のように干からびた現代社会への風刺を込めながらも、徹底的に楽しませ、生きる力を抱かせてくれるエネルギーに満ちた素晴らしい作品です。


第83回例会 

2014年12月11(木)

劇団NLT公演 

   OH ! マイママ

作=ジーンジャック・ブリケール&モーリス・ラセイグ   
訳=佐藤康   
演出=釜紹人  
出演=川端槇二   木村有里   加納健次   弓澤公望   守屋利香

フランスの大物国会議員の妻の失踪のカギを握るアメリカ陸軍大佐フランク。
超ド級の秘密を胸に、彼はなぜやって来たのか!!
この秘密だけは決して人には喋らないでください!

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(あらすじ)
フランスの国会議員アルベールの妻マリィは、25年前に謎の失踪。
一人息子のルイは、アルベールとマリィの幼なじみのマチルドが面倒を見てきました。

ルイの結婚も決まり、一家が幸せいっぱいのある日、
国連の人権委員、アメリカの陸軍大佐フランクがアルベールを訪ねてきます。
ところが、フランクの話題と視線は、ルイのことばかり。挙句に結婚にまで口を出す始末。
一体フランクとは何者なのか?
フランクにはとんでもない秘密があったのです!!
それを知ったアルベールは大パニック。
この秘密だけは決してルイに知られてはならない!
知られたら全ては破滅だ。七転八倒の大騒動!!
こんなに笑えるのにどうしてこんなに切ないの?
現代ブールヴァールコメディの自信作です!


第82回例会 

2014年10月15(水)

文学座公演 

   女の一生

装置:中嶋正留、照明:古川幸夫
音響効果:秦 和夫、衣裳:中村洋一
舞台監督:黒木 仁  
制作:白田 聡 

出演:
赤司まり子、平 淑恵、松山愛佳、 藤﨑あかね、
松岡依都美、石川 武、 大滝 寛、今村俊一、
鈴木弘秋、 上川路啓志 ほか


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(あらすじ)
昭和20年10月のある夜。
焼け野原となった東京の一角に残る堤家の焼け跡に、その日盛岡から上京したばかりの栄二が立つ。
やがて、栄二の耳に聞こえてくるあの懐かしい歌。
その歌の主こそ誰あろう、忘れもしない義姉のけいであった。
再開した二人の胸に過ぎ去った日々が甦る……。

―明治38年(1905年)―
日本がようやく近代的な資本主義国の姿をととのえ、同時にその動向が世界の国々のそれと絶ち難く結び合い、反映し合いはじめた時代である。
戦災孤児の境涯にあった布引けいが、不思議な縁から堤家の人となったのは、そんな頃である。

清国との貿易で、一家を成した堤家は、しかし、その当主もすでになく、後を継ぐべき息子達は、まだ若く、しずが、弟の章介に助けられながら、困難な時代の、一日一日を処していた。

やがてけいは、その闊達な気性をみとめられて、長男伸太郎の妻となる。
子とその肩に背負われるべき家を愛するしずの配慮であった。
あるいは母として、また主婦としてのしずの、愛という名のエゴイズムの結果であった。
伸太郎は絵を愛し、学問を好んだが、しかし家業を継ぐ意思と意欲に欠けていた。

次男栄二に寄せた思慕は断ち切られ、けいは正真正銘堤家の人となる。
そして、しずにかわって、けいは家の支えとなり、柱となる。
担いきれぬほどの重みにたえながら、けいはその“女の一生”を生きるのである。

―時は流れ昭和20年―
二つの大戦を経る激動の時代を生きて、今、焼跡の廃墟にたたずむけいの姿は、
過ぎ去った60年の月日の、激しさと華やかさを秘めて、哀しい――。

第81回例会 

2014年6月3日(火)

劇団民藝公演 

   八月の鯨

作=デイヴィッド・ベリー

訳・演出=丹野郁弓

奈良岡朋子、日色ともゑ、篠田三郎(客演)




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(あらすじ)
『八月の鯨』の作者デイヴィッド・ベリーは1943年アメリカコロラド州に生まれました。1980年に発表されたこの作品は彼にとっては第二作目に当たります。元々舞台劇として書かれたこの作品を一躍有名にしたのは、1987年リリアン・ギッシュとベティ・デイヴィスという往年のハリウッド女優の競演による映画化、およびその大ヒットによるものでしょう。老境にあってもなお自分の人生を見つけようとする人々。彼らはどのように死ぬかではなく、どのように生きるかを探ろうとします。奈良岡朋子、日色ともゑ、そして篠田三郎さんを客演に迎えておくります。

アメリカ、メイン州沿岸の島にある別荘でリビーとサラの姉妹は毎年、夏を過ごすことにしている。1954年の8月、鯨の訪れを心待ちにする姉妹だが、もう昔のように鯨がこの島にやってくることはない。目がみえなくなった姉のリビーはますます気難しく、面倒見のいい妹のサラもさすがに手を焼く始末。そんな頃、幼なじみのティシャがサラにある提案をする。リビーを施設に預けて自分と暮らさないか、と言うのだ。迷うサラ。さらにロシアの亡命貴族マラノフの登場で姉妹の間には微かな波風がたつ……。


第80回例会 

2014年4月25日(金)

イッツフォーリーズ公演 

  見上げてごらん夜の星を

作:永 六輔
作曲:いずみたく
脚本:大谷美智浩
演出:北澤秀人

出演:大塚庸介、水谷圭見、茂木沙月、井上一馬、
    森隆二、堀内俊哉、中山圭、吉田雄、
    横山雄平、大谷美智浩、釆澤靖起(文学座)


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(あらすじ)
昭和30年代後半、高度経済成長期の真っ只中の日本では多くの人材が求められ、中学校を出たばかりの若者は“金の卵労働者”と呼ばれていた。そんな金の卵のひとり、坂本は自分の将来のために昼間は働き、夜は定時制高校に通っていた。坂本は、昼間の高校で自分と同じ机を使う女生徒・ユミコと机を介し文通をしていた。顔も分からぬユミコは、坂本の仲間たちのアイドルであった。ある日、坂本は自分の机の中に女性の財布を見つけるのだが…。オリジナル台本に「永六輔といずみたくが、当時なぜミュージカルを作りたかったのか」というサブストーリーを書き加え、彼らの夢と希望を今を生きる全ての皆さんに伝えます。

第79回例会 

2014年2月28日(金)

劇団東演公演 

   ハムレット

作 W.シェークスピア
翻訳 外塚由利子 佐藤史郎
翻案・演出・美術 V.ベリャコーヴィッチ
制作 横川功

初演時キャストのため今後変更有
クローディアス V.ベリャコーヴィッチ
ハムレット 南保大樹
ポローニアス 未定
ホレイショー 能登剛
レアティーズ M.ドラチェーニン(ユーゴザパト劇場)
ローザンクランツ 未定
ギルデンスターン 奥山浩
マーセラス 豊泉由樹緒
バーナードー 清川祐介
フランシスコー 飯田光

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(あらすじ)
ユーゴザパト劇場芸術監督 ワレリー・ベリャコーヴィッチ
エルシノア城に現れた亡霊。デンマークの王子ハムレットは、
父の死因は現国王の叔父クローディアスの謀略によるものであったことを知らされる。
しかし母ガートルードは何事もなかったように叔父と再婚し王妃として君臨している。
そして父の亡霊と誓った「復讐」にハムレットは苛まれながらも、
母への思いが強まれば強まるほど己の運命を呪い、時には弱気に、時には狂気に走りながら悩みその機会を狙っている。
 宰相の娘オフィーリアはハムレットに心を寄せるのだが、ハムレットは・・・
   


第78回例会 

2013年12月10日(火)

文学座公演 

   殿様と私

<作家/マキノノゾミ>
<演出家/西川信廣 にしかわのぶひろ>
[出演]
白河義晃(子爵 白河家当主)たかお鷹
白河義知(義晃の息子 陸軍中尉)城全能成
白河雪絵(義晃の娘)松山愛佳
雛田源右衛門(白河家の家令)加藤 武
雛田カネ(源右衛門の妻)寺田路恵
熊田三太郎(アンナ専属の車夫・通訳)沢田冬樹
ジョン・ラング(英国海軍大尉)星 智也
アンナ・カートライト(米国人 鉄道技師の妻)富沢亜古

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 本年の解散公演まで劇団M.O.P.を主宰し、劇作家としてばかりでなく演出家としても大活躍中のマキノノゾミの新作に文学座が初めて取り組んだ作品です。
往年の名作「王様と私」をベースに日本の明治時代、西洋化が急速に進む東京でいまだ封建的な文化に固執する子爵とアメリカ人女性アンナとの交流を軸に、日本の夜明けをコメディタッチで再現し好評を得たこの作品。その原点は、ニューヨークで不朽の名作『王様と私』に接した時に抱いた、「タイ人である王様が自由に英語を操る」アジア人としての不快感だったそうです。
日本の夜明けを見事に活写し、「極めて質の高いエンターティンメント作品」(読売新聞劇評)との評て、読売演劇大賞・作品賞、優秀男優賞(たかお鷹)、芸術祭大賞(たかお鷹・演劇部門)受賞と社会的にも高い評価を得た『殿様と私』初演の舞台裏にはそんな熱い気持ちも隠されています。
若手とベテラン、8人の出演者それぞれの個性がいかんなく発揮される豊かな競演も楽しみな今回の再演。舞台の密度は更に高まり、「極上のエンターティンメント」が皆様に笑いと元気をお届けします。乞うご期待!!

第77回例会 

2013年9月26日(木)

前進座公演 

   夢千代日記

[出演]
今村文美、西川かずこ、北澤知奈美、黒河内雅子、
有田佳代、今井鞠子、深町稜子、江林智施、
山崎 辰三郎、松浦豊和、高橋佑一郎、益城宏
渡会元之、石田聡、柳生啓介、高柳育子、
小林祥子、田中世津子
[スタッフ]
原作/早坂暁、台本/志村智雄
演出/志村智雄・橋本英治
装置/石井強司、照明/森脇清治
音楽/笠松泰洋、邦楽/杵屋佐之忠
同助手/杵屋佐之義、効果/川名あき
振付/吾妻寛穂、舞台監督/枦川孝一

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 「夢千代日記」NHKドラマ人間模様として1981年と翌年、さらに「新・夢千代日記」として1984年に放映されました。吉永小百合さんが、胎内被爆者として、しかも人生の吹き溜まりのような温泉町の芸者で登場したことが、視聴者を魅了しました。
このテレビシリーズを原作とし、前進座にふさわしいエピソードを取り上げて劇化。
昨秋に(10月吉祥寺前進座劇場、12月浅草公会堂)東京で初演し、「芸者の三味線、踊り、旅回り一座など女優パワーを発揮、楽しませながら重いテーマがずしりと伝わる」と好評を博しました。

第75回例会 

2013年4月16日(火)

俳優座劇場公演 

   音楽劇 わが町

[出演]
土居裕子/原 康義/瀬戸口 郁/麻乃佳世/粟野史浩
/川井康弘/花山佳子/保 可南/茜部真弓/岡 のりこ
/金子由之/金 成均/藤側宏大
[スタッフ]
作=ソーントン・ワイルダー/翻訳=鳴海四郎
/演出=西川信廣/音楽=上田 亨
/作詞=宮原芽映/美術=二村周作
/照明=桜井真澄/音響=山北史郎/衣裳=山田靖子
/舞台監督=泉 泰至/演出助手=道場禎一
/音楽助手=小山隼平/歌唱指導=北川 潤

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 1938年に初演されピュリッツァー賞を受賞した、ソーントン・ワイルダーの「わが町」。70年愛され続けた名作を音楽劇に再構成するという、西川信廣と上田 亨が長く温めていた構想に宮原芽映の詞をのせて上演致します。
エミリーを演じる土居裕子をはじめ魅力ある俳優陣が、小さな町グローヴァーズ・コーナーズを舞台に、何気ない暮らしの中にあるかけがえの無いものを問いかけます。

 アメリカ・ニューハンプシャー州の小さな町グローヴァーズ・コーナーズ。ギブズ医師の息子ジョージと、隣に住む地方新聞の編集長ウェブ氏の娘エミリーは幼馴染み。穏やかで誠実な両親や町の人々に見守られ成長した二人は互いに恋をし、やがて結婚の日をむかえる。結婚式は町のみんなに祝福され新生活は幸せに満ちていた。だが9年の歳月が過ぎたとき、二人に思いもよらない出来事が……。

第76回例会 

2013年6月19日(水)

劇団文化座公演 

   てけれっっのぱ

[出演]
佐々木愛、有賀ひろみ、阿部敦子、津田二郎
ほか
[スタッフ]
作/蜂谷涼、脚色/瀬戸口郁
演出/西川信廣


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時は明治14(1881)年、商人や船乗りが往き来し活気溢れる小樽の町なかに、煮売り、代書、髪結、俥などを商う小さな店「きし屋」があった。そこに肩寄せ合って生きているのは、年齢もバラバラ、と言って家族でもない、いわくありげな三人の女とその仲間達だった。彼女たちはなぜ結びつき、ここ北の果て小樽にたどり着いたのか? そしてやくざから立ち退きを迫られている「きし屋」の運命は?
明治維新そして文明開化。価値観が大きく変動する時代であった。旗本の嫁でありながら没落し、芸者となった一人の女がいた。その女を妾とした薩摩出身の官吏とその妻。女を助ける主人思いの女中。そして女を思慕し見守りつづける俥曳きや謎の混血娘……。様々な人生が激動のなか流転する。その運命に流される者もいれば、立ち向かい、抗い、力強く生きようとする者もいる。
江戸の名残をとどめる文明開化の東京と、開拓まもない北海道は小樽で、愛憎と人情に満ちた悲喜劇が繰り広げられる。

第74回例会 

2013年2月27日(水)

エイコーン公演 

  メアリー・スチュアート

[出演]
栗原小巻、樫山文枝 他
[スタッフ]
作/フリードリヒ・シラー
翻訳・脚色・演出/加来英治


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 スコットランド女王メアリー、イングランド女王エリザベス、二人の女王の誇り、愛憎、それぞれの人間としての深い悲しみを描いたシーラの名作。

第73回例会 

2012年12月24日(月)

文学座公演 

   く に こ

[出演]
塩田朋子、山本郁子、栗田桃子、太田志津香
鬼頭典子、上田桃子、角野卓造、関輝雄、亀田佳明
[スタッフ]
作/中島淳彦、演出/鵜山 仁
装置/石井強司、照明/金 英秀
音響効果/望月 勲、衣裳/原まさみ
舞台監督/三上 博、演出補/所 奏
制作/矢部修治、票券/最首志麻子

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 昭和4年11月28日、東京の世田谷に一人の女の子が生まれました。名前は”くにこ”。彼女が見つめていたものが、彼女に染み込み、いつの間にか彼女自身となり、言葉や物語として溢れ出していきました。没後30年が経った今でも多くのファンから熱く支持され続けている向田邦子さんが作家になるまでの軌跡を、彼女が遺した作品達から抽出したエッセンスを交え、「向田邦子」へのオマージュとも言える物語として中島淳彦が紡ぎだします。




第72回例会
 

2012年9月4日(火)

劇団俳優座公演 

 樫の木坂四姉妹』

スタッフ
作:堀江安夫/演出:袋正/美術:内山勉/
照明:森脇清治/効果:田村悳/衣裳:若生昌/
方言指導協力:長崎市民劇場/演出助手:落合真奈美/
舞台監督:葛西百合子/制作:山崎菊雄・沖真裕子/
後援:みなと・9条の会

キャスト
大塚道子/岩崎加根子/川口敦子/平田朝音/
大庭藍/桂ゆめ/小澤英恵/小澤木の実/
河原崎次郎/武正忠明/脇田康弘

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ストーリー
その坂道は樫の木坂と呼ぶ。長崎港を望む坂の中腹に樹齢数百年を超える樫の老木があるからだ。人々はその威風をたたえ、神木として保存してきた。だがその老木も1945年8月9日の原爆投下で息絶えてしまったと思われたが、翌年の春、一枚の葉を芽吹かせた。今では道端からこの物語の舞台になる葦葉家の庭先までみごとな葉群を広げていた。
2000年、長崎は夏を迎えようとしていた。被爆者であるさん姉妹の生活を撮り続けてきたカメラマンの洲崎はその日、部屋のピアノについて尋ねる。
それは四女が双子の姉三女の供養のために購入したものだった。あれから55年、ピアノの調べは若かりし四姉妹が暮らしていた頃へ誘っていく――。



第71回例会 

2012年6月26日(火)

 前進座公演 

 歌舞伎十八番の内 鳴 神

鳴神上人 嵐 圭史/絶間姫 河原崎國太郎/黒雲坊 山崎竜之介/白雲坊 山村邦次郎
後見 寺田昌樹/所化・後見 山崎杏佳・亀井栄克・渡会元之/所化 高橋佑一郎・又野佐紋・栗沢学・菊池亮・和田慎一郎

『鳴神』の本名題は『鳴神不動北山桜』といいます。そのうちの三段目「毛抜」、四段目「鳴神」、五段目「不動」が独立して、それぞれ歌舞伎十八番となっています。つまり、市川団十郎家のお家芸の一つです。

主人公の鳴神上人は朝廷に願い出た自分の望みが叶えられないのを恨んで、龍神を北山の滝壷に封じこめます。その結果、雨が一滴も降らず干ばつに見舞われます。それを解決するために朝廷が送りこんだ美女が雲の絶間姫です。つまり堅物の上人を色仕掛けと酒で欺こうという作戦です。その辺のやり取りが前半の見所です。
後半は、欺かれたと知った鳴神上人が怒りまくります。その怒りを表現する各種の見得が見所となります。前進座の鳴神は市川家の型とは違いますが、千回以上も上演をしている前進座歌舞伎の代表作です。元禄歌舞伎のおおらかさと様式美を堪能して下さい。 


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第70回例会
 

2012年4月26日(木)

加藤健一事務所公演 

 川を越えて、森を抜けて

作:ジョウ・ディピエトロ、訳:小田島恒志 平川大作
演出:高瀬久男
美術:倉本政典、照明:森脇清治、音響:松本昭   
衣裳:竹原典子、ヘアメイク:馮啓孝   
舞台監督:鈴木政憲
[出演]
加藤健一 フランク・ジアネッリ(ニックの母方の祖父)
竹下景子 アイーダ・ジアネッリ(ニックの母方の祖母)
小山萌子 ケイトリン・オヘア
山本芳樹 (Studio Life) ニック・クリスターノ
一柳みる エンマ・クリスターノ(ニックの父方の祖母)
有福正志 ヌンツィオ・クリスターノ(ニックの父方の祖父)

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<ストーリー>
 アメリカ・ニュージャージー州の小さな町に住むフランク(加藤健一)、アイーダ(竹下景子)夫妻。2軒隣には娘の夫の両親ヌンツィオ(有福正志)とエンマ(一柳みる)夫妻の家があり、孫のニック(山本芳樹)も祖父母たちの近くで暮らしている。毎週日曜日には、みんなでいっしょにディナーを食べる仲の良いイタリア系の家族だ。
ある木曜日、仕事の都合で遠くシアトルに引っ越すことになってしまったニックは、日曜日を待たずに祖父母たちに報告に来た。突然の発表におどろいたおじいちゃん、おばあちゃんたちは、ニックにシアトル行きを中止させるために“お見合い計画”を思いつく。
数日後の日曜日、いつものようにディナーにやってきたニックは、エンマの知り合いの若い女性・ケイトリン(小山萌子)を紹介される。シアトルに行くか、町に残るかを決断できずにいたニックはディナーの後、発作で倒れてしまう。それから数日間、ニックはフランクの家で過ごし、今まで目にしたことのないような祖父母たちの姿を見る・・・。
本当の家族の愛とは?絆とは何か。 
ニックの出した結論は・・・・・




第69回例会
 

2012年2月4日(土)

幹の会+リリック プロデュース公演 

 王女メディア

主演の平幹二朗の代表作である『王女メディア』。
1973年の初演以降、人間の深い悲しみや怒りをたたえた演技は、国内外で高い評価を得ています。
今回は、同じく平が主演した『冬のライオン』での手腕が注目を集めた髙瀬久男の新演出でおおくりします。
共演陣も実力派ばかりで、見逃せない一作です。

[原作] エウリーピデース
[修辞] 高橋睦郎
[演出] 髙瀬久男
[出演] 平幹二朗/若松武史・三浦浩一/廣田高志・城全能成・斉藤祐一・南拓哉/ 有馬眞胤・石橋正次

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第68回例会 

2011年12月8日(木)

テアトル・エコー公演 

 フレディ

作:ロベール・トマ  訳・演出:上原一子
<CAST>
フレディ:安原義人 、パパ・ジゴ:田村三郎
ニコラ:川本克彦 、ブイッス:山下啓介
ポリュス:後藤敦 、アントニー:瀬下和久
エヴァ:きっかわ佳代 、マルゴ:杉村理加
ルル:さとう優衣 、ラウル:加藤拓二
テレーズ:薬師寺種子、リュドミール:田中英樹
ムハンマド:川田栄 、ナイジェル:松澤太陽
ピエール:大和田昇平 、サラ:澤山佳小里

監修:熊倉一雄 振付:小川こういち 装置:大田 創
照明:東原 修 衣裳:西原梨恵 音響:山崎哲也
サーカス技術指導:西田敬一  舞台監督:金子武男
制作:白川浩司


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<ストーリー>
 天才クラウン・フレディ率いるサーカス一座。かつての人気も今は昔、時代の流れとともに客は減るばかり。金策に走るフレディだが、訪ねたパトロンが何者かに殺され、殺人犯の疑いをかけられてしまう。
 このピンチに起死回生の大博打に出るフレディ一座。彼らの行く先は、死刑台への階段か、成功への階段か、それとも---

第67回例会 

2011年10月27日(木)

劇団民藝公演 

   海 霧 (うみぎり)

 原作/原田康子

 脚本/小池倫代

 演出/丹野郁弓

 出演/伊藤孝雄・樫山文枝・中地美佐子・桜井明 他.

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新天地への夢を求めて佐賀から釧路へと渡り、店を開いた平出幸吉と妻さよ。
やがて隆盛を極めた平出商店の悩みの種は、跡取りである男まさりの長女リツと婿の不仲でした。孫の千鶴が誕生したことでこれからは順風満帆と思えたのも束の間、平出家には次々と荒波が押し寄せます。過酷な風土の中で明治、大正、昭和を生き、一族を見守り続けたさよの胸には、いつもあの北の海の「深い霧」があったのでした……。

第66回例会 

2011年8月21日(日)

劇団東京ヴォードヴィルショー公演 

  アパッチ砦の攻防

脚本/三谷幸喜
演出/永井寛孝
出演/佐藤B作・佐渡稔・石井愃一・市川勇
たかはし等・あめくみちこ・山本ふじこ
大森ヒロシ・瀬戸陽一朗・まいど豊・市瀬理都子
京極圭・玉垣光彦・フジワラマドカ・金澤貴子
【客演】角野卓造・斉藤清六・沖直未小林美江

三谷幸喜が劇団ヴォードヴィルショーのために書き下ろした 
シチュエーション・コメディ!!
これぞ三谷作品伝説のコメディ!!
笑いっぱなしの3時間!!


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第65回例会 

2011年4月19日(火)

文学座公演 

        花咲くチェリー

<スタッフ>
作 ロバート・ボルト
訳 坂口玲子
演出 坂口芳貞

装置 乘峯雅寛
照明 金 英秀
音楽 加藤健一
音響効果 望月 勲
舞台監督 北 則昭
演出補 上村聡史
制作 白田 聡
票券 松田みず穂

<キャスト>
ジム・チェリー …… 渡辺 徹 
イゾベル・チェリー …… 名越志保 
トム …… 植田真介 
ジュディ …… 佐藤麻衣子 
ギルバート・グラース …… 大原康裕 
ディヴィッド・ボウマン …… 石川 武 
キャロル …… 吉野実紗 

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文学座の財産演目であった本作は、1965年に初演されました。
以来67年、74年、80年と再演を重ね、主人公ジム・チェリーは、北村和夫の当たり役となりました。
過去の劇評にも「チェリー像を道化師のように、ある時は哀れにある時はこっけいに演じ切った北村の功績が第一である。」とあるほどでした。
今回はこのチェリー役に渡辺徹が挑みます。
コミカルな演技からシリアスなものまで幅広く演じることの出来る彼ならではのチェリーに期待は高まります。
坂口玲子さんによる新たな翻訳を得、「エスペラント~教師たちの修学旅行の夜~」での絶妙な演出も記憶に新しい坂口芳貞による新演出にも注目です。
また、チェリーと共に重要な役である、妻イゾベルには名越志保。息子トムは植田真介、娘ジュディは佐藤麻衣子ら若手が配役されました。
家族以外の登場人物たちも魅力的な本作。
ジムと同じ保険会社に勤めるグラースには大原康裕、ジムが出した注文まがいの手紙を受け、リンゴの苗木を販売に来るボウマンに石川武。
ジュディのクラスメイトで明るく活発、おまけに男性に対してかなり積極的な性格のキャロルに吉野実紗。
29年ぶりに文学座で再演される本作は、まったく新しい息吹と共に甦ります。


第64回例会 

2011年2月16日(水)

ピュアーマリー公演 

 ミュージカル 
        アプローズ


脚本 ベティー・カムデン、アドルフ・グリーン 
音楽 チャールズ・ストラウス 
詞 リー・アダムス 
演出 浜畑 賢吉 
翻訳 保坂 磨理子 
訳詞 岩谷 時子 
振付 藤林 美沙 
音楽監督 前田 憲男 
出演 前田美波里 飯野めぐみ

佐野瑞樹 紫城るい 石原慎一
越智則英 平田朝音 倉石功

遠藤敏彦 清水隆伍 善太郎
鯛中卓也 高木裕和 牧勢 海
宮崎真由美 塚本貢子 山田裕美子
守屋利香 茜澤 茜 安部美佳 

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 トニー賞の授賞式。プレゼンターは大女優マーゴ。
 受賞者は1年前までその付き人だった新進女優のイヴ。
 手練手管で一夜にしてスターとなったイヴは、マーゴの恋人までもを奪おうとする― 
 名作映画 「イヴの総て」 をミュージカル化。スターを夢見るダンサーたちの生き様を描く感動作。

第63回例会 

2010年12月2日(木)

劇団昴公演 

 クリスマスキャロル


 
原作=チャールズ・ディケンズ

 翻訳=松本永実子

 演出=菊池准
 

【ものがたり】
クリスマス・イブの夜、けちで頑固な老人スクルージは死んだ同僚マーレイの亡霊や精霊たちに導かれ、時空を超えた不思議な時間を過ごします。
孤独なスクルージの少年時代、今スクルージの周りにある温かな家族の営みや愛情、そして未来に待っている恐ろしい出来事。
すべての時間が過ぎた後に訪れる一人の老人の心の再生──人間への慈しみにあふれた物語。 

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第62回例会
 
2010年10月13日(水)

劇団青年座公演 

 あおげばとおとし


■作/中島淳彦
  
■演出/黒岩 亮

■出演/
那須佐代子・大家仁志
津田真澄・松熊つる松・小林さやか
矢崎文也・安藤瞳
桜木信介・益富信孝・小豆畑雅一
藤夏子・嶋崎伸夫
ひがし由貴・黒崎照

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【ものがたり】
昭和40年代の後半
宮崎県は日南市の小学校の職員室

空は青く、山は高く、鳥は飛んで、先生は先生で、生徒は生徒だった。
それがあたりまえだと思っていた、あの頃・・・
校内暴力、学級崩壊、登校拒否…まだそんな言葉は知らなかった。
だけど、ゆっくりと、確実に、何かが歪み始めていた…
♪仰げば尊し 我が師の恩・・・

人気劇作家中島淳彦氏が『夫婦レコード』以来、3年ぶりに青年座に書き下ろす、
苦味のきいた大人の喜劇です。

第61回例会 

2010年7月6日(火)

青年劇場公演 

 シャッター通り商店街


 高橋正圀=作 
 松波喬介=演出 
 福島明夫=製作 
 美術=石井強司 
 照明=横田元一郎 
 音響効果=石井隆 
 選曲=悳俊彦
 衣裳=宮岡増枝 
 宣伝美術=コガワ・ミチヒロ 
 演出助手=板倉哲
 製作助手=大屋寿朗 
 製作助手=川田結子 
 舞台監督=荒宏哉 

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【ものがたり】
ところは関東圏の中都市・花里市。
カレー店を開業しようと、3年ぶりに故郷に戻ってきた辰次(32)は驚いた。
街の中心部にある「すずらん通り商店街」は店舗が半減し、シャッター通りと化していたのだ。
「こりゃまずい・・・」。実は恋人の萌が一週間後に来ることになっている。
この街の様子を見たら逃げ出し、結婚もパーになるかもしれない・・・。と、早くも逃げ腰の辰次。
しかし、商店街の再興に燃える小母さんたちが久々にやってきた若者をみすみす逃がすはずがない。「すずらん通り再生のエース帰還!」と祭り上げ、あれよあれよという間に街の存続をかけたドタバタに巻き込まれていく・・・。

第60回例会 

2010年4月15日(木)

劇団NLT公演 

 佐賀のがばいばあちゃん
    

原作 島田洋七
 
演出 釜紹人 

出演 阿知波悟美、佐藤淳、葛城ゆい、池田俊彦、
    杉山美穂子、霜山多加志 他
 

 


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(あらすじ) 
 昭宏が佐賀のばあちゃんに預けられたのは小学校2年生から中学3年まで。
 その後、故郷の広島に帰り母親と暮らしながら野球の名門・広陽高校に進み、猛練習に励んでいたが、練習中の事故により野球を断念、生きがいをなくしてしまう。
 高校を卒業し漫然と暮らしていた19才の夏のある日、彼は佐賀のばあちゃんを訪ねる。
少年時代の、ばあちゃんと暮らした懐かしい記憶が蘇る

第59回例会 

2010年2月17日(水)

俳優座劇場公演 

 グレイクリスマス

出演 :
三田和代(㈱矢島聰子事務所)、神山寛(俳優座)、小笠原良知(俳優座)、児玉泰次(俳優座)、石田圭祐(文学座)、米倉紀之子(昴)、藤崎あかね(文学座)、他

脚本 : 斎藤憐 

演出 : 高瀬久男 

 


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(あらすじ) 
 敗戦の冬、伯爵・五篠邸はGHQに接収されることになった。
 アメリカ軍のサロンとなった五篠邸。
 敗戦国日本を理想国と夢みた日系アメリカ人ジョージ・イトウ(石田圭祐)とその理想に深く影響を受けることになる五篠華子(三田和代)。二人の心情を軸に五篠家の人々の生き方を通して、日本の原点を鋭く問い直す。

第58回例会 

2009年12月2日(水)

ピュアーマリー公演 

 ホンク!-みにくいアヒルの子-


作・脚本 アンソニー・ドリュー 
音楽 ジョージ・スタイルス 
翻訳 保坂磨理子 
演出 鈴木孝宏 
美術・衣装 ピーター・マッキントッシュ 
出演 岡まゆみ、木村昴ほか 


 

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■英国ローレンス・オリヴィエ賞、最優秀ミュージカル賞受賞作品。世界各国で幅広い年齢層に支持されている、アンデルセン原作「みにくいアヒルの子」をベースにしたヒューマニティ溢れる感動のミュージカル。 その素晴らしい音楽と内容でイギリス各紙で大絶賛され、「ライオンキング」「マンマ・ミーア」を抑え、ブロードウェイのトニー賞と並ぶ英国演劇界の最高峰、“ローレンス・オリヴィエ賞”、最優秀新作ミュージカル賞を受賞しました。ミュージカルの基本を踏襲し、シンプルでユニーク、かつ普遍性のあるテーマで人々を魅了し、世界各国で上演され続けています。 ロンドンでのこの作品との出会いから生まれたピュアーマリーの、一押し作品。ミュージカルの最高峰に名を連ねることのできる作品です。

第57回例会 

2009年10月2日(金)

文学座公演 

 ゆれる車の音
    
~九州テキ屋旅日記~

   出演 角野卓造、田村勝彦、
       たかお鷹ほか 
 

二十年ぶりに故郷・油津に帰ってきた男。
二十年ぶりに帰ってきた男に血気立つ、元・愚連隊の好好爺。
時代錯誤のハタ迷惑な二人の相克はやがて周囲を巻き込んで・・・

 『缶詰』、『踏台』と続いた鵜山仁【演出】×角野卓造【主演】シリーズ第三弾。


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第56回例会 

2009年8月25日(火)

こまつ座公演 

 兄おとうと

井上ひさし作・鵜山仁演出 
出演  辻  萬長  剣 幸 大鷹明良 宮地雅子
     小嶋尚樹 神野三鈴 

 兄、吉野作造。民本主義を提唱し大正デモクラシーの旗手となった偉大な政治学者。多くの門弟をかかえ人びとの尊敬を集めた。

 おとうと、吉野信次。兄作造より十歳下。東大法学部から農商務省に入り、のちに大臣を二度務めたピカピカの高級官僚にして凄腕の政治家。

 この兄弟、ともに信念固く仕事に励み、獅子奮迅の日々。生涯に、枕を並べて寝たことはほんの数えるほどしかなかった。それも、たまに会えば決まって必ず議論、議論、議論……!

しかも、兄作造を支える賢夫人玉乃と、弟信次に寄りそう賢妻君代は、血のつながった実の姉妹だった……!

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第55回例会

2009年6月11日(木)

前進座公演 

 さんしょう太夫-説教節より- 

   出演 小林祥子、竹下雅臣ほか

中世の深い闇に現れた漂泊の説経師たち。
語るは、消えることのないこの国の民衆の憤りと悲しみであった。 

語るは、消えることのない民衆の憤りと悲しみであった。
伝説の説経師たちが帰ってくる―――

 

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森鴎外の小説でおなじみの“あんじゅとづし王”の物語。1974年に劇化。
しかし、前進座の『さんしょう太夫』は森鴎外作とは違って、中世に語られた原話・“説経節”より劇化しています。お芝居の構成も、漂白の説経師たちが現れ、日本古来の楽器の生演奏にのせて、物語を語るというスタイルをとっています。
翌年には芸術際優秀賞を受賞した前進座の代表作の1本です。

第54回例会 

2009年2月15日(日)

東京ヴォードヴィルショー公演 

 見下ろしてごらん夜の町を

劇団史上初の音楽劇!!

 「見下ろしてごらん、夜の町を。」 
  君と僕とが響きあう、それが我らの音楽だ!
  珠玉の音楽劇誕生!

作・演出 中島淳彦

出演
 佐藤B作・佐渡稔・石井愃一・市川勇・
 山口良一・たかはし等・あめくみちこ・
 山本ふじこ・ 大森ヒロシ・まいど豊・
 瀬戸陽一朗・中田浄・市瀬理都子・
 京極圭・玉垣光彦・奈良崎まどか・
 羽賀蓉子・フジワラマドカ・垣内裕一・
 村田一晃・金澤貴子

客演
 千葉和臣(海援隊)・谷本知美(演歌歌手)・
 園田容子(アコーディオン奏者)
 中島淳彦

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第53回例会 

2008年12月16日(火)

イッツフォーリーズ公演 

『おれたちは天使じゃない』

■作:   矢代静一、藤田敏雄

■演出: 藤田敏雄

■作曲: いずみたく

■出演: 福沢良一 井上一馬 西本裕行、
大場泰正、伊藤和晃、坂口阿紀、歌納有里、
三品英士、金澤君光、堀内俊哉、堀内保孝、
三好幸次、櫻井太郎、西國幸恵、五十嵐暁子、
中村むつぎ、山本沙奈子、木戸可奈子

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■ストーリー
 ある年の大晦日、雪深い山荘に三人の脱獄囚が逃げ込んで来た。三人は凶悪犯だったが、心中しようとしていた父娘を助けてしまう。助けられた知恵遅れの娘光子は、自分を助けてくれた脱獄囚たちを“天使”だと思いこんでしまうのだった。そこへ、父親の従兄弟とその息子で姉娘エミの婚約者が何も知らずに訪ねて来て…。

第52回例会 

2008年10月17日(金)

加藤健一事務所公演 

『詩人の恋』

作: ジョン・マランス
訳: 小田島恒志
訳詞: 岩谷時子
演出: 久世龍之介
出演: 加藤健一、畠中洋

ミュージカルでもオペラでもない。
演劇と音楽の異色のコラボレーション大作!

優しく美しい名曲と歌声に心癒され、熱く切ない芸術家達のドラマが胸に迫る―。
加藤健一事務所が絶大の自信を持ってお贈りする濃密かつ贅沢なステージ。 

 

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第51回例会 

2008年8月26日(火)

俳優座公演 

『三屋清左衛門残日録』

~夕映えの人~

作/藤沢周平 脚本/八木柊一郎 演出/安川修一

【出演】
可知靖之 荘司肇 児玉泰次 立花一男 伊東達広 森 一 島英臣 内田夕夜 塩山誠司 志村史人 
齋藤淳 川口敦子 清水直子 佐藤あかり 
さとうさゆり 森尾舞 生原麻友美

2002年10月に上演し好評を得た、名作短編の舞台化「きょうの雨 あしたの 風」に続き藤沢周平の傑作長編を八木柊一郎脚本、安川修一演出「三屋清左衛 門残日録~夕映えの人~」として皆様にお届けする俳優座創立60周年記念の話題作です。

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第50回例会 

2008年5月29日(木)

劇団NLT公演
 

嫁も姑もみな幽霊


出演 音無美紀子 田村亮

母と息子、夫と妻、嫁と姑…家族の永遠の愛のテーマを、笑いと涙で贈る爆笑人情喜劇、ここに登場!

四代続いた和菓子屋の若旦那。
今は売れっ子恋愛小説家。
18才も若い嫁をもらってウキウキ気分。
そこへ先妻の幽霊が現れた。
「嫉妬して出てきたのか!」
「まさか。お義母さんよ。私はあの世でも姑で苦労をしてるのよ。」そういって息抜きさせてと、居座ってしまった。
そこへ母の幽霊も現れた。
ニッコリ微笑んで、「あら、嫁が二人になったのね。ウフフフフ!!」
さあ、てんやわんやの大騒動が始まった。

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第49回例会 

2008年2月14日(木)

無名塾公演 

ドン・キホーテ

(原作=ミゲル・セルバンテス)

演出
 丹野郁弓

上演台本
 岡山 矢

出演
 仲代達矢 山谷初男 野崎海太郎 
 友居達彦 長森雅人  松崎謙二  赤羽秀之 
 中山 研  本郷 弦 森岡弘一郎 鎌倉太郎 
 川村 進 須賀 力 西山知佐 菅原あき 
 江間直子 樋口泰子 渡部晶子 篠山美咲

 

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 ラ・マンチャにすむアロンソ・キハーノは、もう50歳に手が届こうとしている初老の田舎郷士である。
 騎士道物語ばかりよみふけっていた影響で、ある日、彼は自分が遍歴の騎士であると思い込む。名もドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャと勝手に改め、祖先伝来のボロ甲冑を身にまとい、やせ馬ロシナンテにまたがり、農民のサンチョ・パンサを従えて、いとしの姫ドルシネーアを救うために冒険の旅に出る。彼の決定的な時代錯誤と肉体の脆弱さは、行く先々で嘲笑の的となる。
 やがて旅の果てに正気を取り戻したドン・キホーテは理想と夢の終焉とともに死の床に就くのであった。
 
 原作は、スペイン黄金世紀の作家であるセルバンテスにより17世紀初頭の『ドン・キホーテ』…聖書の次によく読まれる本とまでいわれる名作古典です。

2007年の例会(第44、45、46、47、48回例会) 
2006年の例会(第39、40、41、42、43回例会) 
2005年の例会(第34、35、36、37、38回例会) 
2004年の例会(第30、31、32、33回例会) 
2003年の例会(第26、27、28,29回例会)
2002年の例会(第22,23,24,25回例会)
2001年の例会(第18,19,20,21回例会)
2000年の例会(第14,15,16,17回例会)
1999年の例会(第10,11,12,13回例会)

1995~1998年の例会(第1~9回例会)


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