2002年の例会
第25回例会 2002年11月26日(火) 前進座 赤ひげ
長崎で蘭学を学び江戸に戻ってきた若き医師・保本登。小石川養成所に呼び出され、医長の赤ひげから住み込みの見習医になることを命じられる。登は、自分を裏切った婚約者の父親と赤ひげがしくんだ罠だと反抗する。しかし赤貧の人たちを救う者達の真摯な生き方に接して行く中で、登るの心は徐々に開かれていく。
|
|
第24回例会 2002年8月1日(木) 俳優座 十二夜
船が難破し、異国の地イタリアに漂着したヴァイオラ。身を守るために男装したヴァイオラは伯爵家の令嬢に想いを寄せる公爵に恋の使いとして使える。 |
|
第23回例会 2002年6月6日(木) 木山事務所 紙屋悦子の青春
昭和20年3月、紙屋家は若い夫妻と妻の同級生で夫の妹でもある娘の三人暮らし。その妹に海軍航空隊の予備学生との縁談が持ち込まれた。妹は顔見知りの予備学生の紹介と知って動揺する。翌日ぎこちなく二人のお見合いは進んでいく。妹を紹介した予備校生は明日沖縄奪回のため鹿屋基地から飛ぶと告げて去る・・・。 |
|
第22回例会 2002年3月13日(水)
若狭の貧しい村に生まれた少年は、口減らしのために京都の通称「雁の寺」という寺にあずけられた。和尚慈海は、少年を慈念と名付け、厳しい教育と残酷ともいえる方法で彼を痛めつける。この和尚は、里子という女を寺のうちにかこっている偽善的な男である。この3人のいびつな関係は、やがて奇妙な愛憎関係に発展していくのであった。
|
|