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第105回例会

2018年12月4日(火)

文化座公演 

  三婆

原作=有吉佐和子 
脚色=小幡欣治 
演出=西川信廣

美術=小池れい
照明=塚本 悟
音響=齋藤美佐男
衣裳=岸井克己
音楽=上田 亨
メイク=清水 悌
かつら=川口博史
舞台監督=鳴海宏明
演出助手=小谷佳加
制作=中山博実



 

有吉佐和子原作、小幡欣治脚色による「三婆」は東宝現代劇での初演以来繰り返し上演されてきました。
文化座では1977年に初演、そして1978年から79年、1988年から1990年にかけ二度にわたる全国公演で計350ステージ以上を重ね、劇団の代表作の一つに数えられます。
要望の絶えなかったこの作品に、いよいよ満を持して、新キャスト、新演出で挑みます。
 老いること、生きていくこと、そして人と人との繋がりを、笑いと涙の中でいままた考えてみたいと思います。
社会性とエンターテインメントを兼ね備えた人間喜劇の傑作にご期待ください!

あらすじ
 時は1963(昭和38)年、金融業者の武市浩蔵は妾駒代の家で急死する。
報せを聞いて本妻の松子と浩蔵の妹タキが駆けつけた。
お互い‘カボチャ婆’‘電気クラゲ’‘キツネ’と陰口をきいている三人の遭遇である。
四十九日も無事に済ませ松子は一安心するも、タキが兄の家に住むのは当然と押しかけてきた。
さらには駒代も新橋の料理屋の普請が済むまで部屋を貸してほしいとこれまた居座ってしまう。
かくして本妻と妾と小姑、一筋縄では行かない三婆が一つ屋根の下に同居することになった……。



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