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第84回例会

2015年2月12日(木)


ピュアーマリー公演 

韓国オリジナルミュージカル
   パルレ -洗濯-

2012年月刊ミュージカル・ベストテン第6位
演出=チュ・ミンジュ 
音楽=ミン・チァンホン 
美術=ヨ・シンドン 
上演台本・訳詞=保坂磨理子
共同演出=鈴木孝宏
出演=石川えりな、山口賢貴、
高汐 巴、三波豊和、川島なお美、
KAZZ、中島大介、武者真由 ほか

『パルレ』とは韓国語で「洗濯」。昨日の垢を洗い流し、まっさらな心で明日へ向おうというのがこの作品のテーマ。ソウル【大学路(テハンノ)】で、2005年からロングラン、韓国ミュージカル大賞はじめ、数々の賞を受賞。
本邦初演、再演とも各界各紙で高評価を得ました。
差別や不当解雇等々、厳しい社会環境の中で懸命に生きる地方出身者ナヨンとモンゴルから来た青年ソロンゴ、二人を励ますソウルの路地裏で貧しくとも懸命に生きる市井の人々の哀歓を、笑いと涙で描く心温まるミュージカル。
昭和の懐かしさ漂う舞台、ジャズやバラード、そして演歌まで、親しみやすい歌の数々が、笑わせ、泣かせ、現代人の心をグッと掴みます。
主役2人以外の俳優たち6人が、1人何役も演じ分けるのも見所。砂漠のように干からびた現代社会への風刺を込めながらも、徹底的に楽しませ、生きる力を抱かせてくれるエネルギーに満ちた素晴らしい作品です。



文化の架け橋として

日本と並んで、ミュージカルが盛んな韓国。中でも、「パルレ」は、日常的な生活感に密着し、社会的弱者を照射しながらも、娯楽性に富み、観客に社会を生き抜くパワーを与える、優れたオリジナル作品として群を抜いて光っています。そして2005年から今なお韓国でロングラン中です。このような素晴らしい作品を生み出した、韓国の若いクリエイタ―たちを評価、賞賛し、良質なミュージカルとして、日本全国に発信したい、日韓で刺激し合いたいというのが、日本語版上演のきっかけでした。社会に於いて、文化芸術は、いかなる時代も、国境を越え、価値観を共有出来得るものです。今、日韓の友好の架け橋としてこのミュージカル「パルレ」を推薦いたします。

日本と韓国のスタッフが共同作業で創り、キャストも、日本人と在日韓国人、韓国人の中でオーディションを開催、日本語で上演します。この作品の主軸である、「ソウルで貧しい暮らしをしている人々が社会的困難に負けずに立ちあがって生きて行く姿」は、震災後の日本の姿と重なり、日本人の心に深い感動を与えることでしょう。

オリジナル脚本・演出のチュ・ミンジュは、こう言っています。
「人々が懸命に生きている姿をお互いに知れば、日韓はより緊密な関係になると思います、そして両国が多文化社会に進む一助になればと願っています。パルレを見て心の洗濯をして欲しい」

2012年月刊ミュージカル・ベストテン第6位作品

パルレ

昨日の垢を洗い流し 今日の埃を叩き出し
しわくちゃな明日にアイロンをかけて
きれいになった明日を羽織る  
洗濯物みたいに 風に揺れる日常
湿った心 乾かして
まっさらな明日へ踏み出そう

 「パルレ(洗濯)」 それは、まっさらな明日へ向かうこと

日本と並んで、ミュージカルが盛んな韓国。中でも、『パルレ』は、日常的な生活感に密着し、社会的弱者を照射しながらも、娯楽性に富み、観客に社会を生き抜くパワーを与える、優れたオリジナル作品として群を抜いて光っています。そして2005年から今なお韓国でロングラン中です。

このような素晴らしい作品を生み出した、韓国の若いクリエイタ―たちを評価、賞賛し、良質なミュージカルとして、日本全国に発信したい、日韓で刺激し合いたいというのが、日本語版上演のきっかけでした。
社会に於いて、文化芸術は、いかなる時代も、国境を越え、価値観を共有出来得るものです。今、日韓の友好の架け橋としてこのミュージカル『パルレ』を上演いたします。

日本と韓国のスタッフが共同作業で創り、多彩なキャストで、日本語上演します。この作品の主軸である、「ソウルで貧しい暮らしをしている人々が社会的困難に負けずに立ちあがって生きて行く姿」は、震災後の日本の姿と重なり、日本人の心に深い感動を与えることでしょう。

オリジナル脚本・演出のチュ・ミンジュは、こう言っています。
「人々が懸命に生きている姿をお互いに知れば、日韓はより緊密な関係になると思います、そして両国が多文化社会に進む一助になればと願っています。パルレを見て心の洗濯をして欲しい」

 (あらすじ)

ソウルのとある路地裏。そこで暮らす地方出身のOLナヨンと、モンゴルから来た青年ソロンゴとの恋、そして、それぞれ悩みを抱えながら、貧しい生活を送る人々の日々の哀歓を笑いと涙で描く。
大都会の暮らしは、外国人労働者ソロンゴにとっても、地方出身者ナヨンにとっても厳しい。
人は、痛み、傷、闇……様々な真実を受け入れなければならない、受け入れなければ不自由になる、受け入れれば楽になる、楽になれば希望が生まれる、そんなことを教えてくれる素朴な物語。
『パルレ』とは韓国語で「洗濯」。昨日の垢を洗い流し、まっさらな心で明日へ向おうというのがこの作品のテーマ。
ソウル【大学路(テハンノ)】で、2005年からロングラン、韓国ミュージカル大賞はじめ、数々の賞を受賞。本邦初演、再演とも各界各紙で高評価を得ました。差別や不当解雇等々、厳しい社会環境の中で懸命に生きる地方出身者ナヨンとモンゴルから来た青年ソロンゴ、二人を励ますソウルの路地裏で貧しくとも懸命に生きる市井の人々の哀歓を、笑いと涙で描く心温まるミュージカル。昭和の懐かしさ漂う舞台、ジャズやバラード、そして演歌まで、親しみやすい歌の数々が、笑わせ、泣かせ、現代人の心をグッと掴みます。主役2人以外の俳優たち6人が、1人何役も演じ分けるのも見所。砂漠のように干からびた現代社会への風刺を込めながらも、徹底的に楽しませ、生きる力を抱かせてくれるエネルギーに満ちた素晴らしい作品です。


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