第48回例会
2007年12月19日(水)
ピュアーマリー公演
『マウストラップ』
ロンドン公演53年目突入
世界演劇史上最長ロングラン傑作ミステリー!
演出= 大和田伸也
原作=アガサ・クリスティー
翻訳 =鳴海四郎(ハヤカワ・ミステリー文庫)
窓外は雪が激しく降りしきり、ラジオからはロンドンで起った殺人事件のニュース。
若夫婦2人が始めたその山荘には、大雪をついてやってきた5人の泊まり客、そして一人の刑事。
ロンドンの事件とこの山荘の密接な関係が解き明かされ、意外な展開に息をのむ。
1952年11月25日、ロンドンで初日の幕を開けてから50年、初演時のイギリスの首相はチャーチル、日本の首相は吉田茂、まさに半世紀を越えて観客を魅了し続け、世界演劇史上類例のない驚異的ロングランを更新するアガサ・クリステイの極上娯楽ミステリー。
この結末は決して誰にもお話にならないでください
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第47回例会
2007年10月23日(火)
地人会公演
『喝采』
“ユージン・オニール以来、アメリカではオデッツほど偉大な才能に恵まれた劇作家は現れていない”
―― 1979 ハロルド・クラーマン
酒に溺れるかつての大スターを献身的に支える妻、そして新進の演出家。それぞれの苦悩と葛藤のなかで、夫は再起を果たせるのか?妻の行動の真意とは?そして、夫と演出家の間で揺れる女心はどんな選択をするのか?
バックステージにゆらめく人生の光と陰。
作=クリフォード・オデッツ 訳・演出=木村光一
キャスト
篠田三郎/倉野章子 ほか
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第46回例会
2007年8月30日(木)
青年座
深川安楽亭
原作:山本周五郎
脚色:小松幹生
演出:高木 達
出演:山路和弘、山本龍二
壇臣幸、大家仁志
野々村のん ほか
生まれついてけもののように生きていくしかない
無頼の男たちがたむろする安楽亭
そこに場違いな男がフラリ現れた
「俺は知ってるぜ、この店がどんな店か」
男は酔い潰れ、嗚咽する
ある夜、与兵衛が傷ついた若い男を担ぎ込んで来た
この男もまた事情ありのようだ
おみつの言葉に身の上話しを始める富次郎
「……堅気な色恋ってやつも悪かねえ」
その時、無頼の男たちの血が騒ぎ出した
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第45回例会
2007年6月19日(火)
劇団朋友
神様が
眠っていた12ヶ月
作:杉 浦 久 幸
演出:西 川 信 廣
出演:長山藍子、松山政路、
まきのかずこ、向井 修
【あらすじ】
時代背景は昭和44年(1969)のニッポン。
昭20年(1945)八月六日広島に原子爆弾が投下されてから24年後のニッポンです。
被爆によって家も家族も失い、その後の過酷な人生を歩んできた山根正一と、異なる事情で両親のいない幼友達の心やさしい女、宮之坂雪乃のものがたりを主軸にドラマはミステリアスに展開します。
雪乃のやさしさが周囲に捲き起こす波乱の数々。
波乱は波紋をよび多彩な事件が錯綜するポリフォニックな哄笑へと拡がって行きます。
そして、迷宮に右往左往する私たちの今日の姿にコメディータッチであたたかく迫ります。
今、私たちが忘れてしまったものは何か
今、私たちが失くしてしまったものは何か
こわれてしまった人間性をとり戻すには?
作者は静かにハートフルに問いかけているかのようです。
どうかご期待ください。
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第44回例会
2007年3月8日(木)
劇団民藝+無名塾
ドライビング・
ミス・デイジー
スタッフ
作・・・・・・・・・・・・アルフレッド・ウーリー
訳・演出・・・・・・丹野郁弓
装置・・・・・・・・・松井るみ
照明・・・・・・・・・沢田祐二
音楽・・・・・・・・・池辺晋一郎
衣裳・・・・・・・・・緒方規矩子
効果・・・・・・・・・岩田直行
舞台監督・・・・・中島裕一郎
キャスト
デイジー・ワーサン・・・・・・奈良岡朋子
ホーク・コールバーン・・・・仲代達矢(無名塾)
ブーリー・ワーサン・・・・・・長森雅人(無名塾)
1987年ピューリッツァー賞、89年アカデミー賞(映画)受賞作品。
【あらすじ】
アメリカのまだまだ黒人差別意識が色濃く残るアトランタ。裕福なユダヤの未亡人、72歳のデイジーはカクシャクと一人暮らしを続けている。しかし年のせいか車の運転が不得手になってきた。母を心配した息子は、嫌がるデイジーを説得し黒人のホークを運転手に雇い入れる。最初はぎくしゃくしていた二人だが、いつしか奇妙な友情が芽生えて…。
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仲代達矢、奈良岡朋子の夢の顔合わせが実現。
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