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第112回例会 

2020年2月26日(水)

劇団東演公演 

  『マクベス』



作/W・シェークスピア
翻案・演出・美術・衣裳/V・ベリャコーヴィッチ
訳/佐藤史郎
演出補/O・レウシン

近年、「どん底」「ハムレット」「検察官」と劇団東演で精力的に演出してきたV・ベリャコーヴィッチ最後の演出作品。劇団創立60周年記念公演の第一弾としてモスクワ・ユーゴザパト劇場と提携し総力を挙げて上演します。現・芸術監督、O・レウシン氏が演出補として俳優、スタッフと来日、今までにも増して、スリリングな衝撃の舞台、光と闇の「マクベス」を、ベリャコーヴィッチ追悼の気持ちも込めて皆様にお届けします。この作品はベリャコーヴィッチが日本での上演を熱望し、果たせなかった因縁の舞台です。

 反乱軍との戦いに勝利したマクベスは、ともに戦ったバンクォーと息高く国王・ダンカンのもとにはせ参じる途中、三人の魔女たちに出会う。魔女たちは、マクベスはコーダーの領主となり、やがて国王になる運命にあると予言する。そして「正義は悪、悪は正義!」と呪文を口にしながら消えていった。
 思いもしない不気味な予言に動揺しながらもあり得ないことと一笑に付し、国王・ダンカンへの戦勝報告のために急ぐのだった。しかし事態は魔女たちの予言通りに推移していく。戦いの功により国王はコーダーの領主にマクベスを任じたのだ。

 「魔女どもは真実を知っていたというのか!ということは・・・・」。驚くマクベスは夫人にことの成り行きを話す。「それは予言よ・・・・きっと運命がそう約束したの。だって運命は気まぐれにあなたの頭に王冠を載せたりしない筈。忘れないで、その王冠をご自分の頭に載せるのはあなた自身だってことを!」

 ・・・・運命の扉は果たして・・・・。








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