第76回例会 2013年6月19日(水)劇団文化座公演 てけれっつのぱ 出演 |
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劇団 文化座 「てけれっつのぱ」運営サークル活動報告
第1回運営サークルまでにプレミーティングを5サークル5名で実施し、運営サークルの日程、内容の確認、DVD上映会日程、現在会員数の確認をしました。
例会に向けて今後、運営サークル活動をするにあたり、特に第1回の運営サークル会議は大事なので全サークルの参加を希望しましたが、24サークル中14サークル19名の参加でした。
内容は先ず自己紹介から、次に2013年活動方針と取り組みへの理解、「てけれっつのぱ」の言葉の意味と作品内容のあらすじを読み合わせし、作品の理解に努めました。また、目標を“1サークル1名以上の新しい会員さんを迎えよう”とし、各々チラシを必要枚数持ち帰り配布活動することにしました。
今回の会員拡大は非常に厳しく、先ず前例会をクリアするためには19名以上の新入会員を迎えなければならず、とても不安でした。
作品をより理解するために、鑑賞会事務所でDVDを2回(昼、夜)上映しました。
『涙あり、笑いありで面白く、解り易い!』これなら人に勧められるとお誘いし、早速6人の入会があり(新幹事で運営サークル以外)、まさに新しい風が吹き、運営サークル活動をするにあたり貴重な刺激となりました。
また、彦根市民会館会議室において、劇団文化座制作の中山博実さんをお迎えして事前学習会おこない、9サークル11名+運サ外8サークル8名、計19名が参加しました。
中山さんから、文化座創立時のエピソードや自身が関わってこられた作品の紹介、「てけれっつのぱ」が作品となったいきさつやその意味、役者さんのエピソードなどを面白おかしくお話して下さり、例会当日の舞台が楽しみとなりました。
第3回運営サークル会議であやめ2の会員さんから、「何かパフォーマンスをしょう」という提案があり、無地のサラシに「てけれっつのぱ」と赤字で染め、例会当日運サメンバーの首にかけることにし、また「きしや」の看板を作り、お通しの横に置くことにしようと盛り上がりました。
決まった以上は失敗できないと、早速、あやめ2の会員さんが顔料の勉強をするため京都まで行かれ、改めて日時を設定して、6サークル8名のメンバーが集い、手際よく作業をこなし約50本の赤字で染めたサラシが仕上がりました。
また、役者さんにプレゼントする“ひこにゃんのバッグ”にも赤字で「てけれっつのぱ」を染めようということになり、役者さんたちに喜んでいただけるかなとワクワクしました。
お昼には例会当日のお通しに出す一部を試食し、楽しい1日を過ごすことが出来ました。
第4回・第5回運営サークル会議では、会員拡大の活動をしているのだが入会にはなかなか繋がらないとの報告があり、焦りが出ましたが、それぞれの運営サークルの最後の締めくくりに、クリアー出来る事と皆が楽しく例会を迎える事などを願って、“てけれっつのぱ!”と呪文を唱えました。
当日は搬入に始まり、対面式も無事に終わり、活発かつスムーズに運営が出来ました。
また、例会終了後に場所を変えて、役者さんとの交流会をし、佐々木愛さん(おセキ役)・阿部敦子さん(あや乃役)・有賀ひろみさん(佳代役)・津田二朗さん(別所役)・制作の国広健一さんをお迎えして、総勢27名、舞台の役者さんとは別人の雰囲気で……!!
4テーブル各々盛り上がり、司会進行がとてもスムーズで有意義なひとときを過ごす事が出来、また、サイン入り色紙も活躍した方にあたり感激。
最後に劇団の方々の益々のご活躍とみなさんのご健康を祈って“てけれっつのぱ”の呪文でお開き、解散となりました。
年に一度の運営サークル担当をして毎回感じることですが、正直言って始まるまでは気持ちが萎えますが、一歩踏み出したらみなさんのパワーをもらいます。
今回もメンバー一丸となって楽しく活動が出来、前例会クリアという結果を出すことが出来ました。
最後に劇団と私たち会員は、今回の作品で言いますと、人力車の両輪でなくてはいけないと思います。
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「てけれっつのぱ」例会アンケートより【抜粋】
▼とてもよかった。笑いあり、ぐっとくるところありでおもしろかった。
▼芝居に引き込まれてしまった。
▼台詞がはっきり聞こえて、よくわかり、集中して観られた。
▼早口で台詞が聞き取りにくいのは年の所為かと思っていたけど、今日はとてもよくわかった。(前方の席だったからかも?)
▼おセキさんはすてきなおばあさんだった。
▼ロビンは本当に大きな女のひとだったけど、カッコイイ!
▼「文化座」の公演、次も観たいが残念ながら来年のには入ってなかったと思う。再来年の候補作品の中にあったと思うけどそれを観られるといいなあ。
▼筋書きが、よく理解できました。そして、元気をもらえました。
▼あやのさんが魅力的だった。演技が深く感動しました。別所さんとのやりとりが面白かった。
▼ことばのひとつひとつ心に沁みました。笑いの中にもそれぞれの人生を感じられ、再びみてみたいと思える作品でした。
▼今日初めて観劇させて頂きました。時代背景もよくわかり、涙あり、笑いありでとても楽しく感動しました。ありがとうございました。
▼三味線のBGMも舞台もよかったです。
▼よく判ったおもしろい芝居でした。三角関係がおもしろく描かれていたので楽しかった。音楽は幕間の音で楽しみました。テンポの良い芝居がいいですね。
▼明治時代の気質にあふれた内容でほっとします。ちょっとした間にウエットのある婆やの言葉が絶品。
▼久し振りのお芝居です。テンポも良く、引き込まれてしまいました。とても楽しい時間でした。
▼とても芝居がお上手。安心して見られます。ついつい中身(ストーリー)に引き込まれてしまいました。
▼半年ぶりの息も継がせぬ迫力ある舞台を満喫させていただきました。文化座の団員の方々のしゃきしゃきした動きで気持ちよく搬出の手伝いが出来た。朝倉摂さんの美術も良かった。
▼メリハリがある脚色でよかった。「きしや」も活気あふれる三人三様の皆さんの演技力で、又、生かし合いになっていました。効果も良く盛り上がりました。
▼思いっきり笑えました! 元気が出ました!
えぞ∧えぞ∧ 苦しい生活をしている者達が、新天地を求めて最果ての地へ何日もかけて行けたのは夢と希望があったからですね。何もかも失って、又、一からやり直そうと決意するエネルギー、よりそう仲間、そしてやっぱり夢や希望があるから……。いい演劇を見せてもらいました。私もたくさん勇気をもらいました。ありがとうございました。
「てけれっつのぱ」の運営サークルに参加して
会員を増やせたのはみんなの力の結集
運営サークル担当に当たった時は、なるべく出来る事をさせていただこうとメンバーに話しかけています。搬出、搬入は出来るよと、各々が進んで声を上げて下さり有り難く思います。
運サは、4月20日に第1回が始まり、6月11日の5回目までのお手伝いをしながら、サークルの紹介と報告を楽しく話し合いながら、担当を決めていかれます。お通しは滋賀県の特産物でするとか、日本手ぬぐいで「てけれっつのぱ」と印刷して下さる方やら、俳優さんのプレゼントには、ひこにゃんマーク入りに名前を入れたり、裏側に「てけれっつのぱ」と入っているエコバックです。すごいです。皆の力は、やはり呪文にあると思います。運営サークルの終わりに、メンバーさんの号令に合わせて、手を広げて「てけれっつのぱ」と皆で行って終わります。本当に元気が出ました。その元気をもらって1人の新入会員を増やすことが出来たと思います。
演劇鑑賞の感想は、いろいろな人生が入り乱れた大変な時代に頑張る人々に笑いあり、涙あり、見ごたえありの大満足でした。そして「てけれっつのぱ」の例会では会員クリアとなり、スタッフの方々と皆の力の結集! ありがとうございました。
(ふきのとうU 吉田陽子)
運営サークルの楽しみはお通しの試食
「てけれっつのぱ」面白かったですね。運サの仕事はいろいろあるけれど、中でも”増やす”のは一番たいへん。なにをって、会員を。やっとひとり仲間入りしてもらって思ったこと。お誘いビラを渡してすぐに朗報が戻ってこなくても、そのうちのどなたかがいつか仲間入りしてくれるということ。だからやっぱり誘わないとだめなんですよね。運営サークルの楽しみ。それはお通しの試食。こういうのはどう?とワイワイフムフムなるほど。美味しかった!作り方を教えてもらって自分で作ってみたら・・・あ〜なんでうまくいかないの!今回もひとつ料理を覚えて、運営サークルは無事終了でした。
(あやめ2 Y.K)
みなさんの力でいろいろなことができた運営サークルでした
私は今回で、2回目の運営サークル参加です。「てけれっつのぱ」って変わった題名だなと思いましたが「死神」を追い出す呪文だということが分かりました。
事前学習会にも仲間を連れて参加しました。中山氏の話は舞台の裏話や色々な苦労話をお聞きし、それぞれ大変だなと思いました。運サの回が進むにつれてDVDを見たり、お通し(ミニトマト・パウンドケーキ・牛めし・丁子麸のからし和え、漬物・水ようかん・吸い物)のリハーサル。盛り沢山のお通しと「てけれっつのぱ」を染めた手ぬぐいなど気合が入っているなあと感心したものでした。「きしや」の看板も作られました。
毎回問題になる新入会員勧誘は、今回はみなさんの努力で新しく23名が入ってくださいました。私も声かけをしていますが、会員をお誘いすることはなかなかむつかしいものです。毎回、運サが終わる時にはメンバーさんの号令で「てけれっつのぱ!」の呪文を叫んで終会としました。
(すずらん 岡本)