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第120回例会 

2021年12月8日(水

無名塾公演 

仲代達矢役者七十周年記念作品
『左の腕』

原作:松本清張 (出典 新潮文庫「佐渡流人行」所収)
演出:仲代達矢、岡山矢
上演台本:岡山矢

出演:
仲代達矢
西山知佐、長森雅人、進藤健太郎、川村進、円地晶子、
上水流大陸、島田仁、中山正太郎、朝日望



仲代達矢、役者人生の集大成。
時空を超え、人間の心の根幹に迫る松本清張の時代劇に挑む。
「点と線」「砂の器」など、骨太な社会派ミステリで知られ、心を揺さぶる数々の名作を生み出した松本清張。その多くは映像化され、今なお、愛されています。

「左の腕」の舞台は、江戸、深川。老父一人、娘一人の親子は、老父の飴売りでやっと暮らす日々。その窮状を救おうと、父娘一緒に、料理屋の働き口を世話されます。やっと掴んだ平穏な暮らし。しかしそこに、仄かな影が射し始めます──。

多くの清張作品を演じた仲代が取り組む、松本清張の時代劇。時代は変われど、人の愛情や苦悩は同じ。そして、人と人との軋轢や絆も変わらぬもの。市井に生きる者の姿を誠実に、骨太に描くこの作品を、仲代達矢役者七十周年を記念して、無名塾がお届けします。






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