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第97回例会

2017年8月22日(木)

関西芸術座公演 

 遥かなる甲子園

原作:戸部良也 、脚色:西岡誠一
演出:鈴木完一郎、補演出:門田 裕
装置:辻村孝厚 、照明:福井邦夫
音楽:ノノヤママナコ、音響:須川由樹
舞台監督:辻村孝厚 、手話指導:中島正二
野球指導:竹本翔之介、イラスト:久住卓也
宣伝美術:恒川愛子 、制作:靭マユミ

CAST
森野一樹:上沢拓也 、北間信夫:前田英利
矢原 茂:山本峻也 、儀間武司:伊能 努
与那原誠一:横岡祐太 、小倉康子:山岡由梨子
知花弥生:雨宮良子 、先輩:林 睦人
杵野先生:森本竜一 、校長先生:多々納斉
森野敬子:梅田千絵 
声の出演:寺下貞信、亀井賢二、藤吉雅人、松本幸司、
南谷峰洋、 竹本翔之介

(あらすじ)
1964年、東京オリンピックの年。
沖縄で風疹が猛威をふるった。
その時の妊婦から産まれた子どもの多くが、聴力障害を持っていた。
その子どもたちの為に一過性の「ろう学校高等部」がつくられる。
 ろう学校生の一樹は、かつて沖縄代表の応援に駆けつけたとき、そこで『音』を見た。
「ルールに基づいて繰り広げられる戦いに、ろうあ者も健常者もない。」
一樹の想いに賛同して野球好きの仲間が集まり、校長の許可を得て彼らは野球部を作る。
 打球音も聞こえず、会話も困難で危険性のある中、彼らは手話をコミュニケーションとして、ただひたすら、高野連に加盟し、そして甲子園出場の夢の為に日々猛特訓を続けていた。
 しかし「高校野球憲章第三章」は一樹たちの思いとは裏腹に、ろうあ者を初めから除外する規定になっていた。
甲子園の道は堅く閉ざされた。彼らの甲子園の夢は・・・。








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