もどる

第96回例会

2017年6月23日(金)

イッツフォーリーズ公演 

 ミュージカル「死神」

原作/今村昌平
脚本/水谷龍二
作詞/藤田敏雄・大谷美智浩
音楽/いずみたく・吉田さとる
演出/鵜山仁
主演/左とん平/ 北川理恵


 金儲けが下手で女房にはバカにされっぱなしの葬儀屋・早川の前に、突然現れた陽気で美しい死神。面白可笑しい物語の背景には、大規模な自然異変や医療事故、増え続ける自殺などの現代に拘わる問題も見え隠れし、正に社会を反映する舞台を目指します。落語のサゲを歌でどう表現するのか…。乞うご期待下さい。



(あらすじ)
落語の「死神」がミュージカルに!1972年に、西村晃主演で話題を呼んだ舞台をリニューアル!
金もない、女にもモテない、さえない葬儀屋の主人・早川は、女房に仕事も家庭も夜の営みもダメだダメだと攻められてばかり。
そんな早川のもとに、美しい女が現れて、自分は“死神”だと名乗るのでした。
美人過ぎる死神の名前は“ロロ”。ロロは早川に金儲けの話を持ちかけます。
死神が寝込んでいる病人の枕元にいる時はその患者は死ぬけれど、足元にいれば病人は助かる、死神を追い払う呪文を教えるから、
金持ちの病人を助けて金儲けしよう、とここまでは落語の「死神」と同じストーリー。
違うのは、このあと、病人を助けたあと。その代償として、なんと死神を抱かないとならない!
早川は死神にそんな契約をさせられてしまうのでした。
病人を助けてお金も儲かり、そのうえタダで美女も抱けるなんて!
…そんなにオイシイ話が転がっているワケもなく…。




もどる