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第143回例会
2025年6月12日(金)18:30開演
オペラシアターこんにゃく座公演
さよなら ドン・キホーテ
スタッフ
台本・演出:鄭義信
作曲・音楽監督:萩京子
美術:池田ともゆき
衣裳:宮本宣子
照明:増田隆芳
振付:伊藤多恵
擬闘:栗原直樹
音響:藤田赤目
舞台監督:藤本典江
〈あらすじ〉
1940年代フランスのいなか町。古い厩舎のある牧場で馬を飼って暮らす、トーマスとベルの父娘。馬は戦地へと駆り出され、もう何頭も残っていない。ベルは学校が嫌いだ。自分らしくいることのできない学校になんか行きたくない、と、いつもで本を読んで過ごしている。大好きなのは「ドン・キホーテ」。いつか自分は男になって世界を旅する騎士になることを夢みている。ある夜、ベルは厩の隅に隠れていた少女サラをみつける。サラは家族とはぐれ逃げのびてきた、ユダヤ人だった。ベルはサラに、僕が君を守ってあげると約束する。しかし、戦場から遠く離れたこの町にも戦争の影は忍び寄って来る……。片足が悪く兵士になることができない馬丁のルイ、過去を抱えパリから移り住んできたベルの担任のオードリー、そして厩舎で飼われる“馬”の口シナンテとサンチョ。2匹の馬と、ある家族をとりまく物語。
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