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第142回例会

2025年2月8日(火)18:30開演

文化座公演 

      母


キャスト
 セキ 佐々木愛
 小林多喜二 藤原章寛
 チマ 姫地実加
 タミ 高橋未央
 ツギ 萩原佳央里
 幸 市川千紘
 三波 神﨑七重
 三吾 小佐井修平

スタッフ
 美術=乘峯雅寛
 衣装=岸井克己
 照明=古宮俊昭
 音楽=高崎真介
 音響=原田耕児

 協力:三浦綾子記念文学館





〈あらすじ〉
 「ほれっ! 多喜二! もう一度立って見せねか! みんなのために、もう一度立って見せねか!」
 1933年、2月20日。小説家小林多喜二が特高警察によって虐殺された。
 拷問跡の残る遺体に、多喜二の母セキは寄り添い、ずっと頬を撫で擦っていた。
 貧しさの中、学校へも通えず、13歳で結婚し、懸命に働き六人の子を育てたセキ。
 そんな母の姿を見ながら、小林多喜二は小説を書いた。
 貧しく虐げられた人たちのことを思い、書き続けた。
 晩年、セキは息子多喜二を語る機会を得る。
 母さんを人力車に乗せて、この通りを走らせてやりたいと願った、多喜二青年の夢と愛の軌道――。
 無学の母は、問われるままに語り始める……。




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